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生活障害定期保険
ファイナンシャル・プランナー/株式会社らくらくライフ 代表取締役 中島 牧子
法人の税負担軽減対策として注目される
  逓増定期保険に続いて法人向けのがん保険が全損扱いから1/2損金扱いに変更となってから、法人の税負担軽減対策として活用されることが多く見られるようになった商品として、「生活障害定期保険」があります。
  いうまでもありませんが、1/2損金算入できる保険商品と比べて支払った保険料がそのまま利益の圧縮につながるのが、全損扱いとなる商品の大きな魅力です。ただし、一般的に全額損金算入できる保険商品の多くは「掛け捨て」で、解約返戻金はあってもわずかです。
  そんな中、定期保険よりも保険料が高いため利益の圧縮効果が高く、また、途中解約した場合の返戻率もかなり高く設定されていることから最近注目を集めているのが、ING生命の生活障害定期保険です。たとえば35歳男性であれば、5年目から解約返戻率は80%を超えます。
  法人契約の場合の保険料支払い時の経理処理は、以下のようになります。
契約者 被保険者 保険金受取人
法 人 役 員 法 人
借  方 貸  方
支払保険料  ●●●円 現金・預金  ●●●円
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