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〜データ集をオネダン分活用できるコウジノガク〜
経営者の経済観念は・・・
フリーライター／ファイナンシャル・プランナー　掛飛まどか
◆生活レベルの違いを実感
  個人の保険に関する話題が続いたので、法人の話題も取り上げてみましょう。
  実は、私の嫁ぎ先は自営業の家庭です。しかも、もうすぐ創業100年を迎える、地元でも老舗の企業だったりします。夫は青年会議所に入っていて、毎日飲み歩き、もとい、社会に貢献すべく活動しています。我が家の生活レベルは残念ながらごく一般家庭のそれですが、サラリーマンの娘として育ち、自分も雇われ人だった立場からすると、経営者である義父母の家はやっぱりお金持ちだよなぁと思うようなことがよくあります。嫁なので、なお傍観者的な感じですけど。
◆経営者の入院費は１日いくら？
  話は変わりますが、夫の青年会議所の方に保険をお願いしようとした時のこと。「入院日額はだいたい3万円くらいですよねー」と大真面目に言われて驚きましたが、改めて、これぞ感覚の違いなんだなぁと実感しました。たとえば、うちの実家は、家族が入院しても迷わず大部屋を選びますが、主人の実家では、迷わず特別室なわけです。そうやってもろもろ考えれば、確かに日額3万円くらいはやっぱり必要だと思います。お金があるところには、お金があるところなりに出ていく幅が大きいわけで、そんなこともつゆ知らず、のほほんと嫁に来てしまった私は、背筋がすーっと寒くなる思いをすることがしばしばあります。お中元やお歳暮を贈りあうより、そのお金でみんなで焼き肉でも食べに行きたいなと思ってしまう自分はやっぱり感覚が庶民なんだよなぁ。
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