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本当に必要な保障額はどう考えるのか
CFP®/FPライフレックス 代表 高橋浩史
■  収支に含まれる内容で必要保障額は変わる
  生命保険相談の基本といえば、保険金額決定の根拠となる必要保障額の算出です。今回はこの必要保障額算出の際に必要なコンサルティングについて、「こんな内容も盛り込めば、より正確な保険金額が設定できる」といった観点から考えてみようと思います。
  ご存知の通り、必要保障額は「万一時に必要な費用(支出)」から「準備されている費用(収入)」を差し引くことで算出しますが、支出と収入の内容をどの程度まで含めるかにより保障額が変わってきます。そこで、一般的に必要保障額を計算する際に含める項目以外に、どういった費用を計上しておくといいのかを、支出と収入に分けて見ていきます。
■  必要保障額計算時にはこんな支出も検討
  まずは「万一時に必要な費用(支出)」から見ていきましょう。
●  学校外費用
  小さな子供のいる家庭では、進学コースによって費用は違ってきますが、習い事に通っている場合などは、いま現在どの程度費用がかかっていて、いつ頃までその費用が続くのかを確認してみるといいでしょう。
<参考>
『ライフプラン データ集 2013年版』(P.84)より
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