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新社会人の保険選びは?
CFP®/FPライフレックス 代表 高橋浩史
■  まずは保険に入る目的を明確に
  4月に入り、新社会人の姿を目にするようになりました。社会に出ると、保険に入ろうかな……、と考える時期ですね。「同期入社の同僚が保険に入ったから」など、漠然とした動機で保険を希望する方もいるでしょう。しかし、こんな時こそ、そもそも何のために保険に入るのか理解いただくことを目的としたアプローチが必要です。
  今回は、新社会人への保険提案について考えてみたいと思います。
  まず、社会人になるということは、経済的にも自立することを意味します。学生の頃から親が契約してくれていた保険を引き継ぎ、契約者を変更して自分自身で保険料を支払い始める人も多いでしょう。しかし、単に保険料を払えばよいということではなく、親が契約してくれていた保険の内容を知ってもらうことも大切です。
  どんな時にどんな保障があるのか、保険期間はいつまでか、更新の有無など保障内容の分析はもちろん、保障についての考え方をアドバイスすることもコンサルティングの大切なポイントでしょう。
■  最小限の死亡保障と定期医療保障を基本に
  一方、これまで何も保険に入っていなかった新社会人にとって、「最初の保険選び」は意外にハードルが高いようです。若い方で保険相談に来る方の中には、そもそも保険の種類すら分からず、どんな保険に入っていいのか見当もつかないという方が、意外と多くいらっしゃいますから、保険の種類や使い分けについての説明は欠かせません。
<参考>
『ライフプラン データ集 2013年版』より
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