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第5回
住宅購入時は保険提案のチャンス!
CFP®/FPライフレックス 代表 高橋浩史
■  住宅購入相談ではさまざまなアドバイスが
  一生涯で最も高額な買い物と言われる住宅。FP相談の中で住宅購入相談は、FP資格で学ぶ知識の多くを求められます。アドバイスすべき内容も多岐にわたるのですが、その分やりがいもある相談分野とも言えます。
  まず、購入時の資金計画については、ライフプランに基づいたキャッシュフロー表の作成が欠かせません。住宅ローンの固定・変動など金利タイプの選び方には、経済の展望を予測しながらのアドバイスが求められますし、住宅購入時の火災保険・地震保険、住宅ローンを組むことによる保険の保障額見直しも必須です。
  また、住宅関連の税制や軽減措置などの特例についても細かなアドバイスができれば、専門家としての信頼度もアップします。例えば、両親や祖父母からの住宅資金贈与が見込まれるのであれば、住宅取得資金の贈与の特例や相続時精算課税制度など、住宅取得の際に役立つ制度や特例は押さえておくとよいでしょう。
  さらに、親の土地に二世帯住宅を建てるなどのケースでは、将来の相続のことも視野に入れた小規模宅地等の特例などのアドバイスも求められます。とくに昨年から今年にかけて相続税に関するお客様の関心が高まっています。改正による相続対策の一環として、住宅資金としての生前贈与活用のアドバイスも有効と言えるでしょう。
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