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第8回
若年層開拓のきっかけにもなる
ライフプランニングのアドバイス
CFP®/FPライフレックス 代表 高橋 浩史
■  若者の悩みは日常の家計管理?
  20歳代の、若い世代のお客様からライフプラン相談を受けることが多くなりました。社会に出るまでの期間におけるパーソナルファイナンス教育が十分でないと言われる中、その一方で「ライフプランニング」という考えた方だけは若い世代に浸透してきたのでしょうか。
  将来の生活や、それに伴う資金計画の大切さに気が付き、実現するための具体的なプランのアドバイスを求めて行動する、若い世代が増えることは頼もしい限りですね。
  日本ファイナンシャル・プランナーズ協会「若者(20代)のライフプランニング意識調査」(2009年発表)によると、現在および将来について困っていることや不安に思うことは、「日常の家計管理」が47.9%で最も多くなっています。
  20歳代はもちろん年代に関係なく、お金の面からお客様の希望する生活支援を業務とする読者のみなさんは、やりがいと同時に責任ある仕事だと感じながら活動しているのではないでしょうか。
  また、近年は企業のセキュリティー強化にともない職域での活動が制限され、若年層へのアプローチが以前より困難になってきています。そのような点からも、若い世代に対してのライフプランニング相談に際しては的確なアドバイスを行い、信頼関係を構築し、保険提案のチャンスにつなげていきましょう。
■  数十年先までの資金作りを3段階に分けて
  20歳代のライフプランニングでは、「短期・中期・長期」の資金計画を意識したアドバイスがポイントになります。
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