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Nさんご夫妻は第1子が生まれたのをきっかけに、住宅取得、教育資金準備、老後の生活を含めた総合的な将来設計を立てたいとライフプランシミュレーションを申し込まれ、弊社にお見えになりました。思い描かれている将来のライフイベントを伺い、ライフプランを作成しました。その際、既加入保険について確認したところ、ご主人は、「現在契約している更新型の保険では更新時に保険料が上がるため、見直したい」とのこと。また奥様は「親が選んでくれた保険のままなので、この保障でよいのか分からないので確認してほしい」とのことでした。
<既加入保険の内容>
夫
定期保険 3大疾病保障定期保険 医療保険 入院日額 がん保険 診断一時金 入院日額 |
1,000万円 300万円 5,000円 300万円 10,000円 |
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月払保険料 |
計 約6,000円 |
(15年毎更新 更新後保険料約16,000円) |
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妻
医療保険 入院日額 女性疾病特約 入院日額 がん保険 診断一時金 入院日額 |
5,000円 5,000円 100万円 10,000円 |
(1回のみ) |
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月払保険料 |
計 約 4,000円 |
(保険期間終身、終身払い) |
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N様夫妻の月払保険料 合計 約10,000円
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このほか学資保険、貯蓄性保険(払済)に加入していますが見直し対象外のためここでは割愛します。
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ライフプランシミュレーションにお越しになるお客様は、保険の内容にはそれほど深い関心はなく、家計支出として、現在や将来の保険料負担を気にされている傾向があります。また、見直しはしたいけれど、必要な保障がカバーできなくなるのが心配なため、今までアクションを起こしそびれていたというケースが多く見受けられます。
そこで、「ライフプランを作成すると、万が一の場合に必要な死亡保障も算出することが可能です。プラン作成と一緒に、現在の家族構成に基づいて必要な保障を整理提案いたしましょうか?」と尋ねると、7割くらいの方が希望されます。
N様夫妻へのライフイベントの希望カウンセリングが一巡したのちに、既加入保険の加入のいきさつ、見直しを検討したい部分、希望保障、保障を手厚くしたい病気の有無、掛け捨てか貯蓄性重視か、などを簡潔に確認していきます。
この場合、ライフプランを実現するための作戦のひとつとしての保険見直しですので、相談全体の中での保障カウンセリングがあまり重くならないように心がけています。
予算に関しては、「今後保険料が上がらないのなら月払い15,000円まで」という希望が出てきました。
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