Home > 業界・商品・コンサル等 > 保険商品研究

高い返戻率が商品選択の決め手に
低解約返戻金型終身保険と競合する「こども保険」
FPSクラブ編集部
  子どものいる家庭で優先度の高い支出といえば教育費で、最近では返戻率がこども保険と同等かそれ以上となる「低解約返戻金型終身保険」を活用し、払込満了時期を子どもの進学時期に合わせて設定するなど、こども保険以外の保険商品で教育資金を積み立てる人も増えている。こども保険も「返戻率」が商品選択の基準となっていて、生保各社においても、返戻率の高いこども保険を開発している。
■  無配当とし、返戻率を高くしたソニー生命「学資保険(無配当)」
  平成26年1月2日に発売されたこども保険で、従来の「5年ごと利差配当」に「無配当」の商品が加わった。保障内容をシンプルにして貯蓄性を重視し返戻率が高くなるように設計されている商品で、従来のT型(大学進学時の教育資金のほか中学・高校進学時にも学資金が支払われる)、U型(大学進学時の教育資金を重点的に準備)に加え、大学進学後から毎年の教育資金を準備できるV型が追加されている。
  なお、契約者が死亡したとき、所定の高度障害状態になったとき、不慮の事故により所定の身体障害の状態になったときは、以後の保険料の払込みが免除される。
※ これ以降は会員専用ページです