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第1回
家を探す前に資金計画を!
購入予算の確保には保険の見直しも
CFP®/FPライフレックス 代表 高橋 浩史
  住宅購入相談では、お客様の家族構成や収入・支出、資産状況を細かく知る必要があります。また、現在だけではなく、住宅購入後の生活プランについてのヒアリングも欠かせません。これらはすべて、保険提案に欠かせないものばかりです。相談の入口は住宅でも、アドバイスの過程では、随所に保険提案に結びつくシーンがあります。住宅購入相談の基本を押さえ、マイホーム購入予定のお客様から相談を受けた時でも慌てることなく対応し、スムーズな保険販売につなげていきましょう。
■  住宅購入の際に保険FPが関与する意義は大きい
  住宅購入では、ライフプランに基づいた資金計画から入るのが原則です。しかし、実際には物件探しから始めて、家が見つかると不動産会社で資金の概算書を受け取り、その計画に沿って住宅ローンを組むという流れになることが多いようです。
  不動産会社は住宅に関するプロではありますが、資金計画のプロではありません。また、銀行も融資に関するプロではあっても、お客様の将来の生活の変化まで考慮した借入額やローン選びのアドバイスは期待できません。
  そんな時、お客様の家族構成、資産状況、今後のライフプランに基づき、家を買った後も教育費や老後生活費が確保できる、身の丈に合った適正な購入予算をアドバイスできるのはFP資格を持つ者の強みです。
  家を買うことだけに目が向きがちなお客様に対し、ローン返済開始後に考えられる生活上のリスクをアドバイスし、適切な保障(補償)を提案することで、より強い信頼関係と販売成績にも結び付くのではないでしょうか。
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