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ボジョレー・ヌーボー解禁、ワインで見込客開拓はいかが
● ワインを制するものは営業を制する?!
  ここ数年ワインブームが続いていますが、「ワインを好む人、すなわちセレブ」というイメージを抱く人は多いようです。実際のところ、ワインセミナーやワインの試飲会などに参加している人のなかに、会社経営者、名だたる企業へ勤めている人、ドクターなどを見かけることが多いです。
  これからの季節ではボジョレー・ヌーボー(以後、ボジョレー)関連のイベントやクリスマス関連のイベントが目白押し。ワインを通して知り合って見込客に…ということも大いに考えられます。ワイン関連のイベントに参加を検討してみてはいかがですか?
  例えば、ボジョレーの解禁日にはあちらこちらでワイン会やカウントダウン・パーティがあり、メンバーを多く受け入れているところがほとんどです。毎年11月第3木曜日が解禁日。今年の解禁日は15日です。
  ボジョレーには、毎年、褒めちぎった(キャッチ)コピーがついているのも気になるところですが、2012年のコピーはいつもと趣が違って「史上最悪の不作」というもの。
  とはいえ、不作というのは葡萄のことであり、味には影響がないそうなのでひと安心。逆に、いつもよりボジョレーの生産量が減ってしまうため、流通量が限られることから値上がりの方が心配です。
  そんな小ネタを胸に、“いざ、ワイン・イベントへ!”
● 飲み過ぎと営業色の出し過ぎにはご注意を!
  ただし、参加者のみなさんは本当の意味でワイン好き。あまりにも営業色を出してしまうと、引かれてしまうこと必至。余裕を持ってワインを楽しむことは忘れずに。
  保険の営業に限らず、まずは人間関係を構築することが大切です。「急いては事を仕損ずる」という諺があるように、名刺交換した翌日に露骨にセールスの電話を……ということは避けるべきでしょう。
  信頼を得られれば、自然と相手から相談を持ちかけられるようになります。まさに営業もワインも、どのように熟成させるのかがポイントであるといえますね。
ボジョレー・ヌーボーのキャッチ・コピー一覧
1995年 ここ数年で一番出来が良い
1996年 10年に1度の逸品
1997年 1976年以来の品質
1998年 10年に1度の当たり年
1999年 品質は昨年より良い
2000年 出来は上々で申し分の無い仕上がり
2001年 ここ10年で最高
2002年 過去10年で最高と言われた01年を上回る出来栄え
1995年以来の出来
2003年 100年に1度の出来
近年にない良い出来
2004年 香りが強く中々の出来栄え
2005年 ここ数年で最高
2006年 昨年同様良い出来栄え
2007年 柔らかく果実味が豊かで上質な味わい
2008年 豊かな果実味と程よい酸味が調和した味
2009年 ここ50年で最高の出来
2010年 今年は天候が良かった為、昨年並みの仕上がり。爽やかでバランスが良い
2011年 最高のミレジム。2009年より果実味に富んだリッチなワイン
2012年 史上最悪の不作
  
飯田 道子(いいだ・みちこ)
海外生活ジャーナリスト/ファイナンシャル・プランナー(CFP)
  金融機関勤務を経て96年FP資格を取得。各種相談業務やセミナー講師、執筆活動などをおこなっている。主な著書には、「宅建資格を取る前に読む本」(総合資格)、「介護経験FPが語る介護のマネー&アドバイスの本」(近代セールス社)などがある。
  海外への移住や金融、社会福祉制度の取材も行う。得意なエリアは、カナダ、韓国など。
  
2012.11.22
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