> 今週のトピックス > No.2959 |
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冬のレジャーを安全に楽しむためのポイント | |||||||||||||||||||||
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代表的な冬のレジャーといえば、スキーやスノーボードがあげられます。いずれも自然を相手にするスポーツですので、万一のことが起こったときには、自分のスキルだけでリスクを回避することは難しいということを忘れてはなりません。
![]() ■ 損害保険はもちろん、医療保険にも加入しよう
新年早々、雪山での遭難事故や雪崩事故などのニュースが何件か飛び込んできています。事故の中には、ルールさえ守っていれば大きな事故には繋がらなかったというケースもありますが、「自然を甘く見ていたのかな?」と考えた人も多かったのではないでしょうか。
雪山の基本はルールを守ることが大前提となりますが、たとえルールを守っていても、自然相手ゆえに事故に巻き込まれてしまうことはあり得ます。そのためにも万一のときに備えて、保険に加入していくことが必要になってきます。 レジャーの保険というと損害保険が一般的で、山スキー&スノーボードの保険(運動危険補償特約付傷害総合保険)、ゲレンデコース内を補償するスキー&スノーボード保険(携行品特約付傷害総合保険)などがあります。 ただし、これらの損害保険の場合、他覚症状のないむち打ち・腰痛などは補償されないこととなっています。一般的な保障を得るためには、医療保険にも加入することを忘れないでください。 ![]() ■ 保険ではカバーできないコース外での捜索費用
当たり前のことですが、ルールを守っていての事故であれば損害保険会社は補償をしますが、事故の発生状況によって補償が得られないケースも考えられます。
特に禁止されている区域やコース外での事故の場合、補償を得られない可能性があるだけでなく、捜索費用を負担しなければならないことがあります。 立山山麓スキー場では明確にスキー場の利用約款が決められており、約款に違反して捜索が必要になったときには理由の如何を問わずに下記の捜索費用を請求することと定められています。 ![]()
![]() その他、野沢温泉スキー場では安全条例を定めており、指定区域外で捜索費用が発生した場合には費用を弁償しなくてはならないと決められています。 スリルを求めてコース外でのスキーやスノーボードを楽しむことは、命の危険にさらされるだけでなく、金銭的なリスクも背負うことになります。まずはルールを守ることが、安全に楽しむための必須条件であることを忘れないようにしたいものです。 ![]()
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2015.01.26 |
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