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痴漢冤罪ヘルプコール付き弁護士費用保険登場!
● その場で相談できる!新登場の弁護士費用保険
  弁護士に依頼する際の弁護士費用を補償する保険は、従来から損害保険会社から特約の形で販売されてきましたが、損害賠償などの特定の法的トラブルに限定したものが一般的でした。その後2013年5月に少額短期保険会社から弁護士費用を補償する専用の保険が発売されましたが、これは損害賠償などの特定の法的トラブルに限定せず、被保険者が日本国内で直面した所定の法的トラブルについて法律相談料や弁護士費用などを補償するものです。損害保険会社の特約よりも、補償範囲が広いだけでなく、弁護士直通ダイヤル(無料)が付いているという点でもユニークなものです。
  また、今年の9月にさらに特徴的な弁護士費用保険が登場しました。自動車を持たない人でも加入できるように、個人賠償責任保険の特約として設計された痴漢冤罪ヘルプコール付きの弁護士費用保険(商品名称:(男性向け)男を守る弁護士保険、(女性向け)女を守る弁護士保険)です。通勤中などに痴漢と間違われて逮捕された場合、社会的地位を失うことにもなりかねません。初期段階での弁護活動がその後の人生を大きく左右するため、事件が起きた直後に弁護士と電話できるサービスが「痴漢冤罪ヘルプコール(利用可能時間は平日7〜10時と17〜24時。土日祝日、年末年始を除く)」です。事件発生後48時間に発生した弁護士の相談料、接見費用(交通費などを含みます)は、全額補償されます(被疑者段階の弁護活動にかかる着手金は除きます)。ただし、痴漢行為を行っていたことが判明した場合は、弁護士報酬は補償されません。もちろん、この保険は痴漢冤罪にとどまらず、日常生活での偶然な事故により自分が加害者になった場合や被害者になった場合に、幅広く補償を受けることができます。この保険は、インターネットやスマートフォンから申し込むことができます。

<痴漢冤罪ヘルプコール付き弁護士費用保険の概要>
補償内容・保険金額
弁護士費用等保険金 最高300万円
法律相談費用保険金 最高10万円
個人賠償責任保険金 最高1000万円
保険料 月払 590円
    年払 6,400円
参考  : 痴漢冤罪ヘルプコール付き弁護士費用保険
2015.10.22
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