> 今週のトピックス > No.3203 |
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ローカルベンチマークツールを活用しよう
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![]() ● 企業の健康診断ツール〜ローカルベンチマーク
経済産業省は、企業の経営状態の把握、いわゆる「健康診断」を行うツール(道具)として、「ローカルベンチマーク」というツールを公表した。企業の経営者等や金融機関・支援機関等が企業の状態を把握し、双方が同じ目線で対話を行うための基本的な枠組みであり、事業性評価の入口として活用されることが期待されている。
具体的には、エクセル形式となっている「ローカルベンチマークツール」を活用して、6つの指標(@売上高増加率(売上持続性)、A営業利益率(収益性)、B労働生産性(生産性)、CEBITDA有利子負債倍率(健全性)、D営業運転資本回転期間(効率性)、E自己資本比率(安全性))から成る財務情報と、4つの視点(@経営者への着目、A関係者への着目、B事業への着目、C内部管理体制への着目)から成る非財務情報に関する各データを入力することにより、企業の経営状態を把握することで経営状態の変化に早めに気付き、早期の対話や支援につなげていくことが目的となる。 ![]() ● 無料ダウンロードのエクセルで、財務分析等が可能
エクセルシートは、「財務分析入力シート」と「非財務ヒアリングシート」に分かれている。
財務分析入力シートに必要な情報を入力・選択すると、「【診断結果】財務分析シート」に6つの指標が計算され、点数が算出され、6つの指標について業種平均との乖離を把握できる。診断結果については、株式会社帝国データバンクが保有する約7万社を分析対象として、総合評価点が計算される。 上記の分析対象からは、従業員数20名以下の製造業その他、従業員数5名以下の商業サービス業などの小規模事業者が除かれており、帝国データバンクに決算書の収録がある法人(その他一定の要件あり)とされている。 非財務ヒアリングシートは、2枚に分かれており、1枚は4つの視点に基づいた14項目のヒアリング記入シート、もう1枚は、製品製造、サービス提供における業務フローと差別化ポイントのフローチャートとなっている。 上記のツールは、以下のページから無料でダウンロードできる。自社や取引先等の分析ツールとして、有効に活用して頂きたい。 ![]()
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2016.05.19 |
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