> 今週のトピックス > No.3233 |
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データに見るがん保険・個人年金保険のニーズの高まり
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保険を販売する皆さんに密接に関係すると思われる2つのデータが発表されましたのでご案内いたします。
![]() ● がんと診断された人が過去最多を更新
1つ目は、国立がん研究センターから、6月29日に日本のがん罹患数・率の最新全国推計値の公表がありました。
2012年の1年間で、「がん」と診断された人が全国で86万5,000人を数え、前年に比べると1.4万人も増加し過去最多の記録を更新しています。一方、人口10万対の年齢調整罹患率では、365.6と前年に比べ−0.2となり、増加に歯止めがかかったことが見られました。 部位別に罹患数を見ると、男性では胃がん、女性では乳がんが最も多くなっています。胃がん、大腸がん、乳がんなどは早期発見して治療を受けることで最悪の事態は免れることができますから、がん保険の重要性がますます高くなっていると言えます。
このような地域差は、食習慣をはじめとする生活習慣や環境などの違いによるものからくるように思われます。今後、さらに解明されていくことでしょう。 ![]() ● 日本の高齢化率は過去最高を更新、高齢者は4人に1人以上
2つ目は、総務省統計局から、昨年行われた国勢調査の抽出速報値の発表で、国立がん研究センターの発表と同じ日にありました。これによると、日本の65歳以上(高齢者)の人口の割合(高齢化率)は、5年前の前回調査の23.0%から26.7%に上昇しました。なんと4人に1人以上が高齢者となり、世界で最も高い水準です。
高齢者世帯に限って見ると、男性の8人に1人、女性の5人に1人が一人暮らしをしています。また、老人ホーム等に居住する「社会施設の入所者」は168万5,000人となり、前回調査時の1.4倍に急増しています。 高齢者の絶対数が増え続け、かつ一人暮らしの高齢者も増えていることを鑑みると、老後資金準備の必要性がより高まってきていると言えるでしょう。 この2つの発表から、生命保険の商品の中でも、「がん保険」や「がん、急性心筋梗塞、脳卒中」の3大疾病のいずれかにかかった場合に保険金が受け取れる「特定疾病(定期)保険」、あるいは老後の資金準備としての「個人年金保険」の需要が高まっていると言えるのではないでしょうか。新契約募集の際、データに基づいた根拠ある数値を用いて、より自信を持ってリスク回避をする手段をお薦めしやすくなったと言えそうです。 ![]()
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2016.07.11 |
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