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保険料の払い込み
●  保険料の払い込みは一時払いも可能
  変額個人年金の保険料は、特別勘定と呼ばれる専用口座に積み立てられますが、付加保険料など経費部分は一般の生命保険と同様の口座で管理されます。
  払い込み方法は一時払も可能で、一時払保険料は払い込んだ年に限り生命保険料控除の対象になります。定額型の個人年金保険では別枠で個人年金保険料控除の対象になる場合もありますが、変額個人年金は一般生命保険料控除の対象となります。
●  いつでも資金を投入できる「任意増額」
  契約後に手持ちの余裕資金などを払い込んで積立金を増額することができます。積立金を増額すると、死亡給付金額や最低死亡保証額も増加します。任意増額はいつでもできますが、年金支払開始日までの残余期間に一定の条件を設けている場合もあります。
任意増額の仕組み図
●  定期的に資金を払い込む「規則的増額」
  手持ち資金などを一時金で払い込む「任意増額」のほかに、一定の金額を定期的に払い込む増額方法があります。これは「規則的増額」と呼ばれる方法で、比較的少額の資金から積み立てを始められるだけでなく、ドルコスト平均法によるリスク回避や複数の特別勘定へのリスク分散など、長期投資の利点を生かした運用が可能になります。
  規則的増額は、毎回の保険料に最低払込金額の制限があります。また、契約の時点で特約としてセットする形になりますので、取り扱いを行わない場合もあります。
規則的増額の仕組み図
2023.04.01
栗原
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