>  生命保険の基礎知識 >  サ行
収支相等の原則
  生命保険に加入する人の中には、契約後の早い時期に亡くなって死亡保険金を受け取る人もいますが、満期まで保険料を払い続けて満期保険金を受け取る人もいて、加入者個々についてみれば払い込まれる保険料と保険会社が支払う保険金とは、通常の場合同額にはなりません。
  しかし、生命保険は預貯金とは異なり、人間の生死に関し加入者がお互いに経済的に助け合うしくみですから、契約者全体として収支を考えます。その結果、契約者全体が払い込む保険料の総額と、保険会社が受取人全員に支払う保険金の総額とが相等しくなるようになっています。これを収支相等の原則といいます。
---
2024.04.01 (加藤)
前のページにもどる
ページトップへ