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生命保険の種類
  現在取り扱われている生命保険商品はその名称とともに多種多様です。ただし、その基本的な仕組みからいくつかの種類に大きく整理することができます。
1. 保険事故による分類の基本型(どんな場合に保険金が支払われるかによる)
@死亡保険(死亡事故) A生存保険(生存事故) B生死混合保険(@とAの組み合わせ)
2. 支払われる保険金額による分類
@定額保険(契約時の一定保険金) A変額保険(資産の運用実績で変動する保険金)
3. 死亡保険の契約期間による分類
@定期保険(一定期間で保障終了) A終身保険(一生涯の保障がある)
4. 年金保険(生存保険の中で保険金を年金型で一定期間または終身にわたり支払うもの)
5. 養老保険(生死混合保険の中で死亡保険金と生存保険金が同額のもの)
その他、保険事故を病気・けが・障害や介護等に特定する医療保険や介護保険、更に対象を狭めたがん保険や特定疾病保障保険等もあります。
  実際、現状ではこのような純粋な基本型での販売商品は少なく、それぞれの保険種類の特徴を組み合わせて構成しており、一般には「主契約(メインとなる保障パーツ)」と「特約(オプションとなる保障パーツ)」に分けられる契約がほとんどです。通常、特約は主契約と同時にセットで加入することになります。
  なお、「保険金」は主に主契約部分からの保障を、「給付金」は主に特約部分からの保障を指すことが多かったのですが、最近の商品あるいは保険会社によってはその呼び方も一律ではなくなっていますので個々の契約の内容は確認が必要です。
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2023.04.01 (加藤)
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