第3分野商品とは、傷害、疾病、介護分野の保険をいう。旧保険業法では生・損保事業の明確な定義規定がなかったため、傷害、疾病、介護の分野は、生・損保いずれにも属さない中間的な保険とされ、いわゆる第3分野の保険として位置づけられてきた。現行保険業法では、「生保固有分野」・「損保固有分野」と「第3分野」に明確に規定されている。第3分野については、生・損保両業界とも本体での相互乗り入れが可能となっている。