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棚卸資産の期末評価方法
1.売上原価
  商品や製品の売上高に対応する売上原価は次のようにして計算し、損金の額に算入されます。
売上原価=期首棚卸高+期中仕入高−期末棚卸高
2.棚卸資産の期末評価方法
  棚卸資産の期末評価方法は、大別すると原価法と低価法があり、評価方法は税務署長に届けなければなりません。原価法には、最終仕入原価法、先入先出法、移動平均法などがあります。また、低価法とは、「原価法によって評価した金額」と「期末時価」とのいずれか低い金額で評価する方法です。届け出をしなかった場合は、最終仕入原価法による原価法(法定評価方法)になります。
2025.05.01
常國
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