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棚卸資産の期末評価方法
1.売上原価
  商品や製品の売上高に対応する売上原価は次のようにして計算し、損金の額に算入されます。
売上原価=期首棚卸高+期中仕入高−期末棚卸高
2.棚卸資産の期末評価方法
  棚卸資産の期末評価方法は、大別すると原価法低価法があり、評価方法は税務署長に届けなければなりません。低価法とは、「原価法によって評価した金額」と「期末時価」とのいずれか低い金額で評価する方法です。   なお、2007年4月1日以降開始の事業年度より次のような取扱いとなっています。
  • 低価法による評価は事業年度末における価額とされ、従来の「再調達価額」のほか「正味売却価額」でも評価することができます。
  • トレーディング目的の棚卸資産については、時価により評価します。
2023.05.01
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