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有価証券の評価方法
有価証券を売却したときの原価は、損金の額に算入されます。この原価は棚卸資産の売上原価と同じように、期末決算により計算されます。
有価証券は「売買目的の有価証券」と「売買目的外の有価証券」とに分けられ、次のように取り扱われます。
(1)
売買目的の有価証券は、時価法により評価されます。
(2)
売買目的外の有価証券は原価法により評価されますが、償還期限と償還金額があるものは、償還金額と帳簿価額との差額を、取得時から償還時までの期間に配分します。
(3)
有価証券譲渡損益は、原則として契約日(約定日)の属する事業年度に損益計上されます。
2025.05.01
常國
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