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相続時精算課税制度 相続時精算課税と暦年課税との比較
 
相続時精算課税
暦年課税
選 択
受贈者がそれぞれ贈与者ごとに選択できる
制限なし
贈与者
60歳以上の親・祖父母(贈与の年の1月1日)
年齢制限なし
受贈者
18歳(2022年3月以前の贈与は20歳)以上の子(代襲相続人を含む)・孫(贈与の年の1月1日)
年齢制限なし
対象財産
制限なし
制限なし
控除額
基礎控除:110万円(毎年。暦年課税分とは別枠)
特別控除:2,500万円(累計)
基礎控除:110万円(毎年)
税 率
一律20%
10〜55%の8段階
贈与税額の計算
(贈与額(基礎控除超過部分)累計−2,500万円)×20%
(その年の贈与額−110万円)
×贈与税率−速算控除額
贈与財産の相続時加算
相続時精算課税を選択後のもの
(基礎控除超過部分のみ)
相続開始前一定期間以内のもの
贈与財産加算時の評価額
贈与時の時価
贈与時の時価
課税変更
選択すると従来の暦年課税への変更は不可
相続時精算課税への変更は可
2023年(令和5年)12月31日までの贈与
:相続開始前3年以内の贈与
2024年(令和6年)1月1日以降の贈与
:相続開始前7年以内の贈与
(相続開始前3年超7年以内の4年間の贈与については合計100万円まで加算対象外)
2024.05.01
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