
地域密着型の代理店による飛び込み手法。開業当初から、毎月の目標をクリアするために必要にかられて飛び込みをしていた彼にとって、これは「最善の営業手法」だという。
彼の方法は地域、曜日、時間帯がほぼ決まっている「ローテーション飛び込み」だ。自分の店舗のある位置を中心にエリアを分割してくまなく回る。
最初は車や持ち家の保有状況、家族構成などの情報収集に徹し、顔なじみを増やすのが彼の考え出した方法だ。まずは保険料の安い損保商品を話のきっかけにし、生保へと広げていく。「一番多いのは自動車保険の更新時の切り替えで、そこから火災、生保と広げます。おじいちゃんからお孫さんまで、一家三世代の損保と生保を扱っている家庭もたくさんあります」とのこと。
「飛び込み=1回の契約」という既成概念を打ち砕く、新しい飛び込み手法だといえる。