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夢をかなえる手帳術
第7回 手帳をカスタマイズする人々
 
カスタマイズ事例1
 私の仕事仲間の坂さんのサクセスシートの特徴をご紹介しましょう。

 彼はいま、社会保険労務士の勉強中なので右ページ下に毎日の5択の問題解答欄を作って、毎日勉強のチェックが出来るようになっています。

 左のページには、毎日の体重と体脂肪を書いて自分のダイエットを意識しています。

 また、左のページには、仕事の進捗を客観的に点数化しているところも素晴らしいですね。
カスタマイズ事例2
 さて、お次は、お友達の池本さんの登場です。この池本さんのデイリーサクセスシートも大掛かりに、カスタマイズしておられます。

 会社員の池本さんのデイリーサクセスシートです。オリジナルでは右ページの上段に「未完了リスト・先延ばしにしたこと」欄と「ひらめいたアイデア」欄がありますが、池本さんはこの欄を変更して、

「どんな自分でありたいか?」
「家庭・家族にとって」欄
「会社・社会にとって」欄

 という新しい項目に変えていました。
 素晴らしいですね。

 この池本さんのシートの特徴は、
 左ページには、「今日の踏み出す第一歩」欄を新たに設定して、とにかくやってみよ〜って気合を入れています。ひらめいたアイデア欄には、「おっ楽しそーっ!」って書いています。
 また「今日の○○に感謝!」欄を新たに作って「今日もほんとにツイてるな〜!」と、またまた自分の感情を書いています。
 右のページには、自分の家族のことを大事にしている姿がカッコいいですね。

 陽子・大喜・晴人にとってどういう存在でいたい?と、自分に問いかけて、いらっしゃいます。素晴らしいパパです。

 ピグマリオン効果のところにも、「俺のすごいところ!!」と、いうふうに自分らしい表現を使っている。
カスタマイズ事例3
 さて、女性の方にも登場してもらいましょう。大下倫子さんのシートを皆さんに見ていただきましょう!

 大下さんおシートの特徴は、なんといっても、カラーにしたところです。
 男性など、見向きもしない観点ですよ。

 さすが、女性ですね。

 この大下さんは、以前より3分間日記をずっと続けられていましたが、3分間日記+下川式=大下さん式成功手帳というカスタマイズに挑戦し見事に自分だけのシートを完成されました。

 大下さんは主婦の方なのでスケジュールの時間軸がほとんど必要がないということで、左のスケジュール表をバッサリと消してしまい、長期目標、短期目標、今日やりたいこと、今日したこと、今日の感謝と大きな枠をとって、堂々と毎日のことを書いておられます。

 右のページには、今日贈ったもの、今日受け取ったもの、明日やりたいこと、今日のヒラメキ、今日の成功法則、学びの言葉と、こんな感じで、3分間日記と下川式を見事に融合して、シナジー効果をかもし出しています。
カスタマイズ事例4
 そして、下川手帳でグングン進化した大島佳子さんのデイリーシート。

 ここまでくると、ハイレベルですね。自分なりの使いやすいように、書きやすいように、自由にカスタマイズしておられます。
 もうほとんど、原型をとどめていない状態で、これがまさしく大島佳子式成功手帳の出来上がりになるわけです。

 下川式成功手帳スターターキットでスタートを切って、1年も経てば、このような自分だけのオリジナルで、しかも世界にひとつだけの成功手帳が出来上がるわけです。デイリーシートは、黒ボールペン一色で、書くのではなく、このように、カラーで書くのが基本です。

 普段から4色ボールペンで書くといろんな効果があります。過去のシートを見返すときも黒一色であれば見たくないという衝動にかられたりしますが、カラーであれば興味が自然と沸いてきて、スラスラと読み返すことができ、記憶にも残りやすくなるわけです。
カスタマイズ事例5
 ちょっと変わったところで、デイリーシートを社員全員で使うという、業務日報にカスタマイズされた優秀な中小企業さんもおられます。

 埼玉県浦和に本拠をかまえる大和不動産さんです。こちらの会社の営業部長さと営業マンがまず、下川手帳を使い出しました。

 個人的に使っていたら、あまりにも効果が出るということで社長に進言し、いままでの業務日報を刷新し、下川手帳のデイリーシートを業務日報にふさわしいように、カスタマイズして使用されています。そして全社員の方が各部署ごとにカスタマイズされたサクセスデイリーシート業務日報編を使用されています。

 こんな風に、自分仕様のリフィルが思い通りに作れるのが下川式成功手帳の最大のメリットです。この自分だけのカスタマイズシートを作り出すと、面白いのでハマってしまって、まる一日つぶれたりしますが、出来上がったときの爽快感はなんとも言えないものがあります。
カスタマイズ事例6
 それでは最後に、私自身のカスタマイズ事例をひとつご紹介いたしましょう。

 私が読んだ本の中で大変勉強になった本で「4行日記」という本があります。
 この本には、たった4行のポジティブな言葉で、すばらしい未来を拓くということが出来るという未来日記の作り方が書いてありました。

 その4行とは、

■ 事実
その日にあった嬉しかったこと、重要な出来事を短い文章でスッキリとまとめる。

◆ 気づき
その事実から、発見したことや感想や印象を書く

● 教訓
その気づきから学んだ教訓を自分の言葉で書いたり、格言やことわざを引用する

★ 宣言
「私は」で始まるポジティブな文章を書く。
こうありたいと思う姿を思い描いて短文でまとめる。

 この4つの構成で、それぞれ短い文章で、その日の出来事から理想の自分像を書き表すのです。

 では、ひとつ例文をご披露しましょう。

■ 事実  今日は雨
◆ 気づき 外に出たくないから時間はたっぷり
● 教訓  晴耕雨読
★ 宣言  私は、本を糧としてる人間です。

  (4行日記 本文より引用)

 こんな形で、毎日その日の出来事から、こうありたいという理想の自分自身を宣言することによって、成長が加速するという。

 ということで、まずは実践ということで早速、私のデイリーサクセスシートをカスタマイズしてみました。

 これはいい!と思ったものは、すぐ実践することです。
 ぜひ、みなさんも自分のこだわりを書き込める、自分にふさわしい楽しいデイリーシートを作成して、世界にひとつだけの成功手帳を作りましょう。

 行動力があるとかないとかいうけれど、ここはひとつ、“サル”を見習いましょう。  つまり、“サル”が進化して人間になったように、がわれわれが進化していくために必要なのは、いますぐやるという瞬発力です。
本稿でご紹介する手帳術のノウハウは、「下川式成功手帳」にすべて組み込まれています。
「下川式成功手帳」の詳細については下記のページをご覧下さい。
なお、下川式成功手帳は「スターターキット」という形で、同サイト内にて販売されています。
手帳術のノウハウをすぐに実践したい方は、是非、ご購入されることをお勧めいたします。
(一度購入すると、その先半永久的に使用することができるスグレモノです!)
※ページ中ほどの「お申込みはこちらからどうぞ」をクリックすると申し込みフォームが表示されます。フォーム最後の「キッカケ」で、必ず「FPSネット」を選択してください。
執筆者:下川 浩二
[経歴・バックグラウンド]
1962年生まれ。大阪市立大学商学部卒業後、大手証券で証券営業を10年間経験する。その後ソニー生命でライフプランナーを11年経験後、保険代理店として独立。現在、(株)ホロスプランニング(保険総代理店)に所属。20年を超える営業マン経験の中から、下川式成功手帳を考案し自ら実践し、活用している。
この成功手帳術が反響を呼び、現在、セミナー活動(月2〜3回)や楽天ブログで成功手帳術を公開中。一流コーチのユーザーも多く、口コミとプログにより全国に下川式ユーザーが増加中。
[保有資格] 中小企業診断士、証券アナリスト、ファイナンシャルプランナー
楽天ブログ「下川式成功手帳100%活用術」にて、成功手帳術やセミナー活動を公開しております。
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