> 今週のトピックス > No.1839 |
いまからでも増やせます! あなたの年金額 | |||||||||
● わずかな負担で大きなメリット! 「付加年金」
国民年金保険料に付加保険料をプラスして納付すると、老齢基礎年金に「付加年金」が上乗せされた年金額を受け取ることができます。「付加年金」は老齢基礎年金と併せて受給できる終身年金です。また、定額のため増額や減額はありませんので安心です。
付加保険料は月額400円、付加年金の受給額は200円×付加保険料納付月数です。 例えば、付加保険料を10年間納付した場合… 付加保険料 400円×10年(120月)=48,000円 付加年金額 200円×10年(120月)=24,000円 ご理解いただけましたか? 付加年金を2年間受給できれば、納付した付加保険料の総額と同額になります。つまり、納付した保険料は2年で回収できるということです。 詳細は、お住まいの市区町村までお問い合わせください。 ● 60歳から増やせます! 「国民年金の任意加入」
ご存じのとおり老齢基礎年金は、20歳から60歳になるまでの40年間保険料を納付しなければ、満額の年金を受け取ることができません。
◇老齢基礎年金(満額)=792,100円(平成21年度価格) 例えば、あなたの保険料の納付済期間が30年間の場合… 792,100円 × 3/4 ≒594,000円 満額の4分の3の年金額となってしまいます。これは困りました…、何とか満額の年金額に近づける方法はないのでしょうか? ご安心ください! 国民年金の「任意加入」という方法があります。 国民年金保険料の納め忘れなどにより、保険料の納付済期間が40年間に満たない場合、60歳から65歳になるまでに、国民年金に「任意加入」することで、満額の年金額に近づけることができます。 また、海外に在住する日本国籍の方も国民年金に「任意加入」することができます。 なお、老齢基礎年金を受給するためには、保険料の納付済期間や保険料の免除期間等が25年以上必要です。この要件を満たしていない方は、70歳になるまで「任意加入」ができます。ただし、昭和40年4月1日以前生まれの方に限られますのでご注意ください。 詳細は、お住まいの市区町村までお問い合わせください(海外居住者を除く)。 ● 老後のプランで選べます! 「国民年金基金」
国民年金基金は、それぞれのライフプランに応じて加入口数や年金の種類を選択することができる、公的な年金制度です。
・メリット1. 月々の掛金は将来にわたり一定です ・メリット2. 掛金は全額社会保険料控除の対象になります ・メリット3. 年金額がいまから分かります 詳細は、国民年金基金連合会までお問い合わせください。 (野上 幸彦 特定社会保険労務士、野上社会保険労務士事務所 所長)
|
2009.05.18 |
|