> 今週のトピックス > No.1979 |
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3〜4人に1人が…、「頭痛」の告知のポイント | ||||||||
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![]() 日本人の3〜4人に1人が「頭痛もち」といわれています。読者の中にも頭痛に悩まされている方がいらっしゃるのではないでしょうか。
さて、頭痛にもいくつか種類がありますが、一般に「一次性頭痛」と「二次性頭痛」の二つに大別することができます。 ● 一次性頭痛
一次性頭痛は、いわゆる頭痛が持病である「頭痛もちの頭痛」です。この頭痛は脳や体に病気がないのに繰り返し起こり、慢性頭痛や習慣性頭痛ともいわれます。どんなに症状がひどくても生命の危険はなく良性です。一次性頭痛には、「偏頭痛」「緊張型頭痛」「群発頭痛」があります。
![]() ● 二次性頭痛
二次性頭痛は、脳や体に病気があって起こる頭痛で、くも膜下出血や脳腫瘍など致死的疾患が
潜んでいることがあります。この頭痛は身体の麻痺や認知障害などを示すこともあり、一次性頭
痛の偏頭痛、緊張型頭痛、群発頭痛と様子が異なります。特に頭が割れるような突然の頭痛は、
くも膜下出血の可能性があり非常に危険です。
![]() ● 告知記入のポイント
医療機関で偏頭痛、緊張型頭痛、群発頭痛のいずれかの疾患と確定診断され、長期間継続的に
通院服薬をしていることが明らかな若年の申込者であれば、保険加入に関しては問題ないでしょ
う。逆に「頭痛、検査で1日通院、完治」のみの告知では、二次性頭痛の可能性も否定できない
ため、保険の加入の際には詳細告知を求められるか、加入ができない可能性もあります。お客さ
まから正しい病名の告知をいただければ問題ない疾患ですので、正しく病名を告知していただく
ことが必要です。
![]() (上田香十里 株式会社査定コンサルティング代表)
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2010.02.01 |
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