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「特定健康診査」3月中に受診を〜協会けんぽ
  全国健康保険協会(以下、協会けんぽ)では、加入者のみならずその家族を対象とした「特定健康診査」(以下、特定健診)を実施、健診と健康づくりの支援を行っています。
  今年度の受診券の有効期限は3月31日です。まだ受診されていない方は、ぜひ3月中に受診しておきましょう。
●  主な検査内容
  特定健診(平成22年度)では次のような内容を検査しています。
<基本的な健診>
     診察等:視診、触診、聴打診
    問診:現在の健康状態や生活習慣(飲酒、喫煙など)をヒアリング
    身体計測:身長、体重、腹囲を測定
    血圧測定:循環器系、腎・代謝系の状態を調べます
    血中脂質検査: 中性脂肪、HDLコレステロール、LDLコレステロールを測定し、動脈硬化性疾患等を調べます
    肝機能検査:肝細胞の酵素を測定、肝機能の状態を調べます
    その他:血糖検査、尿検査など
<詳細な健診>
  心電図検査や眼底検査など、前年度の健診結果に基づいて医師の判断により実施されます
●  健診の対象者
  加入者(家族)のうち、40歳以上75歳未満の方
  (=昭和45年4月生まれの方〜75歳の誕生日前日までの方)
●  健診費用について
  健診機関の窓口での支払い金額は、{健診費用の総額}−{協会けんぽ補助金額}となります。
  協会けんぽが補助する金額は、下記のとおり全国一律の額となっています。しかし、健診費用の総額が健診機関ごとに異なるため、窓口での支払い金額は一律ではありません。
    ◆協会けんぽ補助金額(※年度内ひとり1回限り)◆
  
受診内容 補助(限度)金額
  基本的な健診のみ 5,400円 
  詳細な健診(医師の判断による) 3,400円 

  がん検診等については、市区町村で実施されることになっています。お住まいの市区町村でご確認ください。
  また、特定健診とがん検診の両方を取り扱っている健診機関もあります。上手にご活用ください。
※出所:協会けんぽメールマガジン
(特定社会保険労務士 野上幸彦)
2011.03.14
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