> 今週のトピックス > No.363 |
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介護「する」のも、「される」のも女性が増えている! | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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![]() 要支援または要介護と認定された人のうち、女性は66.2%、男性は33.8%(表1)で女性が男性の約2倍となっている。また、主な介護者は女性が72.2%、男性が19.5%(表2)と、圧倒的に女性の負担が大きいことが、厚生労働省の「平成12年介護サービス世帯調査の概況」により判明した。また、平成13年6月現在調査の同省「認定者の年齢階級別・要介護度別状況」によると、女性の介護者は男性の約2.3倍という結果が出ている。
![]() この調査は全国の日常生活において「手助け」や「見守り」を要する40歳以上(65歳未満については要介護認定申請を行った者)を対象として行い、4,414人の回答を基に作成された。従って、同省ですでに発表されている同種のデータとは時期、対象、人数も異なるため、結果の数値にも差が生じていることは確かだ。しかし、女性が要介護者、介護者ともに男性より極めて多いという結果には何ら変わりないものである。
![]() 要介護となった主な原因(表3)を見てみると、男女ともに「脳血管疾患」が最も多い。また、性別でみると、女性では「痴ほう」、次いで「骨折・転倒」となっており、一般的に男性より平均寿命が長い女性の場合、介護問題は特に重要である。
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『表1』 性別・年齢階級別にみた要介護者等の状況
単位:%
注:「総数」には、年齢不詳を含む
『表2』 性別にみた主な介護者と要介護者等の状況
![]() 注:「総数」には、年齢及び性の不詳を含む
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『表3』 性別にみた「手助け」や「見守り」が必要となった主な原因
注:「総数」には、手助けや見守りが必要となった原因不詳を含む
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2002.02.19 |
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