> 今週のトピックス > No.440 |
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女性と年金問題Vol.4 | ||||||||||
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〜年金の目指すべき方向と視点〜 | ||||||||||
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![]() 現在、「女性自身の貢献が実る年金制度」「夫一人で築く年金から、夫婦のそれぞれで築く年金」への変革が進められている。男女がさまざまな形で就労したことが年金制度上で評価され、それに応じて老後の自立生活を支える年金が充実していく方向が展望されているのだ。
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その方向性として、厚生労働省は「女性のライフスタイルの変化等に対応した年金の在り方に関する検討会報告書」で次の3つの視点を提案している。
![]() 【女性と年金をめぐる問題についての3つの視点】
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この問題を解決するためには、女性の生活・就労に対する社会的インフラを整備し、長期的な視点に立った年金制度の改革が必要となる。以下は同検討会報告書からの提案である。
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報告書では、「女性と年金問題」の視点以外にも、社会保障としての年金制度の考え方(「個人単位と世帯単位」「応能負担と応益負担」「公平性の確保」)についても提唱している。
目前に迫った超高齢化社会において、女性と年金問題は最大の課題の一つとなっており、今後、当報告書を参考に改革案が提示されるものと思われる。要約版として4回にわたり内容を紹介したが、詳しくは報告書そのものをぜひ研究願いたい。 ![]()
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2002.07.02 |
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