> 今週のトピックス > No.611 |
![]() |
資産10億ドル以上のビリオネアは476名 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
![]() |
![]() |
||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
![]() |
![]() ●昨年からの脱落者は67名
![]() 米経済誌『フォーブス』の2003年版「世界の億万長者番付」が発表された。(日本語版4月22日発行)これによると、資産が10億ドル以上のビリオネアは全部で476名で、日本人は昨年の25名から19名に減っている。
世界一の資産家は米マイクロソフトのビル・ゲイツ会長で、資産総額は407億ドル(1ドル=120円換算で4兆8,840億円、以下円換算数値)。ゲイツ氏は9年連続で世界一の座を保っているが、前年は528億ドルであったため、実に1兆4,520億円も資産を減らしたことになる。
ハイテクバブルの崩壊、株価低迷などの影響で資産が減少したのはゲイツ氏のみならず、ベスト197名中、半数近い99名となっている。3年前、8位であったソフトバンクの孫正義社長は大きく資産を減らし386位に後退した。昨年番付に登場した人のうち67名が最低資産額を割り込み、このうち4名が全財産を失い、ビリオネアから脱落したとしている。栄枯盛衰は世の常とはいえ、ビリオネアにランクインし、それを維持するのは容易なことではない。
日本人ではサントリーの佐治社長が37位(8,520億円)で最高だが、世界との差を実感させられる。当社が昨年調査した中小企業社長の平均資産額は、3億円弱といわれるが、資産の大半を不動産で占めているため目減りしている現状となっている。
欧米のプライベート・バンキングでは、資産額が100億円以上の資産家を取引の対象としているところが多い。わが国でFPが資産運用の提案でフィーを得る時代になるのは、まだ先のようである。
![]() 【世界と日本のビリオネアトップ5】
![]()
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
2003.05.06 |
![]() |
|