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新成人は減少傾向 今年は152万人
●  昨年の出生数は112万人
  今年は1月12日が「成人の日」。これに先立ち総務省統計局は、平成15年に20歳の成人に達した人口が152万人(男78万人、女74万人)であると発表した。
  新成人人口は平成14年より3年連続で変化がない。総人口に占める割合も同様に、1.19%と同率で推移している。これは昭和62年に次いで低い水準だ。
  戦後、新成人が最も多かったのは昭和45年の246万人だが、現在はその約3分の2に落ち込んでいる。新成人人口は今後も減少を続け、平成20年代には120万人前後になると総務省は予測している。
  なお平成15年の出生数は112万1,000人で、前年より3万5,000人減となり、過去最低記録を更新したことが、1月1日公表された厚生労働省「平成15年人口動態統計の年間推計」で明らかになった。出生数は平成11年以降、120万人を下回る状況が続いている。このままでは、平成30年代の新成人人口は、110万人台まで少なくなることも考えられる。
成人の日は平成12年より改正され、「1月の第2月曜日」と定められた
【新成人人口の推移(各年1月1日)】
【新成人人口の推移(各年1月1日)】
平成15年12月31日 総務省統計局
2004.01.13
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