> 今週のトピックス > No.798 |
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「平成16年度から18年度JA共済3か年計画」が公表される | ||||||||||||||||||||
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![]() ● 共済事業の積極的展開と事業力の強化を目指す
JA共済連より「平成16年度から18年度JA共済3か年計画」および「平成16年度のJA共済事業計画」が公表された。JA共済も他の民間生保と同様に保有契約高の減少が続いており、共済事業は厳しい環境下にある。
今回公表された「3か年計画」では、JA共済の中長期展開方向を「1.絆の強化と仲間づくりによる磐石な事業基盤の構築に向けた取組みの強化」「2.組合員・利用者一人ひとりに応じた生活総合保障の確立」とし、具体的な取組事項を次のとおり掲げている。 ![]()
![]() この計画を受けて、平成16年度の事業計画が策定されているが、主な項目としては「共済事業の普及促進」「契約者サービスの向上」「JAの体制強化支援」などが挙げられている。
![]() ● 平成16年度も積極的な商品展開を行う
平成15年度はJA共済では初となる医療共済「せるふけあ」を発売したが、平成16年度も新たな医療共済や予定利率変動型年金共済の発売、建物更正共済・自動車共済の内容改定が行われる。また、平成14年度から導入された「JA共済しあわせ夢くらぶ」のフォルダー登録情報を活用することで、さらなる普及推進を目指すとしている。
![]() ● 流動化の進む保障分野での事業強化の初年度
平成15年度は民間生保の再編成が進み、銀行窓販の全面解禁も議論されるなど、生命保険を取り巻く環境も流動化している。また、共済分野においても無認可共済の乱立が話題になるなど、生保・共済を問わず「ひと」に関する保障分野に注目が集まっている。今や地域の金融機関といった顔をもつJAであるが、隣接業界も含めた再編成が進展するなか、組織の強化が急がれる状況にある。3カ年契約の初年度である平成16年度は、JA共済の今後を占う重要な年度になるといえるだろう。
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2004.03.29 |
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