> 今週のトピックス > No.825 |
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今注目される外貨建個人年金保険 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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![]() ● 相次いで発売される外貨建個人年金保険
2003年後半から2004年にかけて、外貨建の個人年金保険が相次いで発売された。生保の個人年金分野は、2002年10月の銀行窓販の開始を受けてある種のブームとなった感があるが、変額個人年金保険よりリスクが少なく、定額個人年金保険よりリターンが望める外貨建の個人年金保険が注目を集めている。
外貨建の個人年金保険は積立金を外貨建の資産で運用し、年金や解約返戻金を外貨で受け取るもので、特約を付加することで円に換算して受け取ることができる。円に換算する場合には為替の影響を受けることになるため、年金開始時点で円安が進んでいれば、予定利率での運用益に加えて為替差益を得ることも可能となる。 ![]() ● 一時払型だけでなく積立型も登場
現在、外貨建個人年金保険はアリコジャパン、AIGエジソン生命、AIGスター生命、東京海上日動あんしん生命の4社で販売している。このうち、アリコジャパンと東京海上日動あんしん生命は一時払型のみの取り扱いであるが、AIGエジソン生命、AIGスター生命の2社は一時払型だけでなく、月払などの積立型も取り扱っている。
![]() 【外貨建個人年金の主な特徴】
![]() ● 運用面での違いがポイント
いずれの商品も個人年金保険としての仕組みには大きな違いはないものの、円と外貨の為替手数料、据置期間、予定利率といった運用面での相違には注意する必要がある。
また、生命保険商品に限らず、外貨建の定期預金といった純粋な貯蓄商品とも競合するため、受取時の課税など、生命保険特有の制度面の取扱いも含めた商品選択が重要となる。 ![]() 【主な外貨建個人年金保険】
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2004.05.17 |
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