一般的な場合

拝啓＝謹んで申し上げます　拝呈＝謹んで差し上げます

丁寧な場合

謹啓＝謹んで申し上げます　粛啓（「謹啓」よりも改まった言い方）

急な用件の場合

急迫＝急いで申し上げます　急呈＝取り急ぎお手紙差し上げます　突然ながら、早速ですが

前文を省略する場合

前略、略啓、前文ご免下さい　取り急ぎ申し上げます　早速でございますが

初めて出すときの用語

突然お手紙を差し上げます失礼をお許し下さい
まだ拝眉の機を得ませんが

返信の初めに書く用語

拝復＝謹んでお返事申し上げます　拝答＝謹んでお答えします

返信の書き出し語

お手紙ありがとうございました　お手紙ありがたく拝見いたしました
取り急ぎお返事申し上げます

再信の初めの用語

再啓＝再び申し上げます　追啓＝さらにお手紙差し上げます
再呈＝重ねてお手紙差し上げます　重ねて申し上げます
もう一度お便り申し上げます

相手方の安否に関する挨拶語

ご清祥　ご健勝　ご隆昌　ご清栄　ご活躍　ご壮健　お元気
いよいよご壮健にお過ごしのご様子何よりのこととお喜び申し上げます
ご健勝にお過ごしのことと拝察申し上げます
貴店ますますご発展の御事と慶賀の至りに存じます

自分の安否に関する挨拶語

無事　平穏　平凡
当方お陰さまで無事に暮しております故、他事ながらご安心下さい
相変らず毎日元気に働いておりますのでご休心のほど
相変わらず平凡かつ穏やかな日々を送っております

感謝の挨拶語

ご厚情　ご愛顧　ご高配　ご配慮　お世話様　お引き立て　賜わり　預かり　お礼　感謝　深謝
心から　格別の　結構な　何よりの　厚く　いろいろご懇情にあずかり 平素は何かとお世話様になりまして
ご高配にあずかりありがたくお礼申し上げます
結構なお品を頂き恐れ入ります

陳謝の挨拶語

ご迷惑　お手数　ご無理　切に　伏して　ご寛容
ご迷惑なお願いを申し上げ恐縮に存じます
ご無理をお願いして誠に申し訳ございません
いろいろお手数をわずらわせて申し訳なく存じております

ご無沙汰・お詫びの挨拶語

久しくご無沙汰いたしまして申し訳ございません
お手紙も差し上げず、何ともお詫びの申し上げようもございません
平素はご無音に打ちすぎ、何卒ご容赦ください
ついついご無沙汰の段、お許し下さい

主文起語

さて　ついては　つきましては

終結の起語

まずは　では　ご報告　お知らせ　お頼み　ご案内　お見舞い　お祝い　お返事
取りあえず　取り急ぎ　くれぐれも　要件まで

終結の起語

まずはお願い　お知らせ　お見舞いまで　まずはお通知　ご案内
ご報告申し上げます　取りあえず　お返事申し上げます
取り急ぎ要件のみ申し述べました

幸福を祈る挨拶語

ご自愛　ご養生　ご多幸　ご無事　ご健勝

伝言を頼む挨拶語

お伝え　お取りなし　どうぞ皆様によろしく
末筆で恐縮ですが、皆様によろしくお伝え下さい
お取りなしの程、お願い申し上げます

返事を求める挨拶語

お返事　ご回答　お答え　お返事お待ち申しております
都合もございますので、○日までにお返事いただきたく、鶴首してお待ちしております

後便を期する挨拶語

後便　委細　 詳しくは後便にて申し上げます
近いうち重ねてお便りさせていただきます
いずれまた帰り次第、詳細をご報告申し上げます

今後のお付き合いを願う挨拶語

今後とも　将来とも　ご指導
今後ともよろしくお導き下さい
将来ともよろしくご指導の程、お願い申し上げます
なお、今後とも倍旧のご厚情を賜わりたく、お願い申し上げます
今後ともよろしくお引き立ての程、お願い申し上げます

悪文を詫びる挨拶語

乱筆　失礼　お許し　ご寛容　悪しからず　乱筆お許し下さい　乱筆ご寛容下さい