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  最後に、3月末に発表された「政府の経済成長戦略の原案」の一部を掲載します。ちなみに、この原案の目標は、「2011年度までの3年間に集中投資をして、最大60兆円の需要創造と200万人の雇用創出」とされています。また、「2020年の日本社会の将来像と取り組むべき課題」についても書かれています。
 
						
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▼健康長寿 
<介護機能強化プラン> 
    ・ 職員1人当たり数万円分の人件費補助制度 
<地域医療強化・健康産業創出プラン> 
    ・ 医療拠点の強化として新生児集中治療室を増床 
<医療・介護福祉新技術イノベーションプラン> 
    ・iPS細胞など最先端医療技術開発
 
						
▼底力発揮 
<農林漁業潜在力活用プラン> 
    ・ 耕作放棄地10万ヘクタールを再生     ・ 発光ダイオードなどを使った植物工場を3倍増 
<世界一の観光大国実現> 
    ・ 約30拠点で無電柱化の集中実施 
    ・ 羽田、成田両空港間のアクセスを100分から50分台に短縮 
<ソフトパワー発揮プラン> 
    ・ コンテンツ産業の海外展開を支援するファンドの創設 
    ・ 著作権の所在が即時把握できるデータベースの提供 
<世界最高水準の人財力強化・技術力発揮プラン> 
    ・ ポスドクなどの大幅採用による研究環境の整備 
    ・ 電子政府のより一層の加速 
    ・ ブロードバンドなどが利用不可である地域の解消 
 
						
(前々回再掲) 
▼低炭素革命 
<太陽光・省エネ世界一プラン> 
    ・ 太陽光発電の導入量を、2020年をめどに10倍目標を20倍目標に変更 
    ・ 5万4,000の公共建築物を省エネ改修 
    ・ 公立小中高校3万7,000校に太陽光発電の設置 
 
						
|     ・ | 省エネ家電の買い替え促進措置として、販売価格の5%をエコアクションポイント(EAP)として国の負担で消費者へ還元(地デジ対応薄型テレビの購入はさらに上乗せ、旧型テレビのリサイクル料金もEAPで還元)
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<エコカー世界最速普及プラン> 
    ・ 電気自動車やハイブリッド車などの購入に最大30万円の補助金(優遇税制は実施済み) 
    ・ 電気自動車などの普及のためモデル地域を10カ所程度指定 
<資源大国実現プラン> 
    ・ 携帯電話回収制度で、金などをリサイクル 
    ・ 「和製水メジャー」を設立して世界の水市場に参入 
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