「拍手」と「握手」、そして「表彰」…。
これが「転換全盛時代」から、バブルがはじけて「平成不況」へ突入するまで、生保業界のマネジメントの主軸だったのではないでしょうか?
高い予定利率の中で、ある生保は、豊富な「転換契約対象リスト」へアタック。ある生保は、転職の方々の採用で、以前のキャリアの中で築かれたベースマーケット(イニシャルマーケット)へアタック…、等々。
いずれにせよ、豊富な行き先に支えられていました。
今、状況は大きく変わりました。「不況の時代」です。
今、仕事のうち8〜9割が行き先を見つけ、見込みを育てること、ですよね。
「拍手」と「握手」、そして「表彰」のインセンティブも必要でしょうが、さらに必要なのは「行
き先を見つける足腰の強い行動力」と「見込みを育てる知恵のプラス」ですね。
「頭」が動けば、「尻尾」は動く!
この当たり前のリーダーの率先行動。そして、「共感・共苦・共働」のリーダーシップをさらに発揮するとき、ですよね。
「知恵は机上で生まれない」「知恵は現場にあり」と。
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