忍び寄る「油断と惰性」には、十分気を付けろ!
気付かずに放置していると、徐々に崩壊が始まってしまうぞ!
「気が付いたときには、取り返しがつかなかった…」ということのないように、重々気を付けろ!
人間は環境の動物だ。職員さんにとって成長する最大の環境は機関長!
その機関長が「油断と惰性」から、悪い環境に負け自分を崩壊させて「冬眠状態の機関長」になるなよ!
赴任当初は張り切って頑張ってみたものの、改善の気配も見えない。あまりの課題山積みの困難に、立ち往生してしまう。そのうち、「油断と惰性」から意欲も萎えて、「仕方がない、次のチャンス(転勤)を待とう」という状態になってしまった転勤型の機関長を、「精神的に冬眠状態に陥った機関長」というんだ。忘れるな!
赴任した機関が、順調でも気を付けろ。「機関経営はこんなものか。俺も案外、力があるのか…」おごりや慢心から「油断と惰性」が生まれるぞ! と、何人かの先輩からアドバイスを受けました。
切れた蛍光灯がそのままになっている、期限の切れたポスターが何カ月も掲示されている…、等は「油断と惰性のシグナル」ですね。
しかし、毎日の見慣れた風景を、新鮮な眼で見るのは案外難しいものですよね。
そこで、先輩からのアドバイスも交えて、実行していたことを、いくつかご紹介しましょう、ご参考まで。
○事務所の明るく・暖かい雰囲気作りに、光・色・音(音楽)の工夫を
・月1回のリクエストアンケートで、BGMも変える
○みんなの力を借りる
・環境美化委員会を設置(組織横断で)
・支社スタッフの目を借りる
・月1回アンケートで機関全員の目を借りる(事務員も含めて)
○毎日、一箇所は変化させる(掲示物の張替え等)
・右から左へ移すだけでも
○(内外の)トラブルのスピード解決
・ルール厳守
・機関長の最優先職務
・火は小さいうちに消す
「油断と惰性」の入り込むすきを作らず、新鮮な緊張感が保たれ、アイデアと新鮮な
創造力が生まれるのではではないでしょうか?
「得意冷然失意泰然」
「常に悲観的に考え 楽観的に行動せよ」
これも先輩から教えてもらった言葉です。