改訂がんとお金の真実(リアル)
知っておくべき「がんとお金の知識」
黒田 尚子 著
牧野 安博・丹治 美和子 監修
定価:1,540円(本体1,400円+税10%)
net会員価格:1,450円(税込)
サイズ:B5判・92頁
発刊日:2025年5月27日 第4版第1刷
ISBN:978-4-86254-307-3
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商品内容
真実(リアル)な「がんとお金」の知識を1冊に凝縮!
がんに罹患すると、身体的、精神的、そして経済的にも生活が一変すると言われます。お客様ご自身あるいはご家族ががんに罹患し、治療法はもちろん、お金のことについての情報を求めている方も多くいらっしゃいます。
本書は2部構成。
第1部では、がんにかかる医療費と医療費以外に必要なお金、経済的なリスクに備えるにあたって知っておくべき公的制度、がん保険等の自助努力などについて紹介しています。Q&A形式になっておりますので、見つけたい情報に素早くアクセスすることができます。
第2部では、代表的な6つのがんになった場合について、どんなタイミングでどれだけのお金がかかったかというリアルな声をまとめています。著者が実際のがんサバイバーに取材して得た貴重な情報です。
図表データやコラムも充実しておりがんへの備えについて説得力を持たせたいアナタにとって必携の書です!
目次
第1部 がんにかかるお金と経済的リスクへの備え Q&A
●がんとお金 支出編
早期がんと進行・再発がんで医療費はどう変わる?
がんになったらどのくらいお金がかかる?
医療費以外にかかるお金にはどんなものがある?
●がんとお金 収入編
がん罹患後のライフプランをどう考える?
がんに罹患すると仕事や収入にどのような影響がある?
がんの治療と仕事を両立させるためにはどうすればいい?
●がんによる経済的リスクへの備え方
がんによる経済的リスクに備えるための考え方は?
がんの医療費が高額になったらどんな公的制度が使える?
がんで介護状態になった場合に使える公的制度は? など
第2部 がんにかかったお金の真実
胃がんの事例
大腸がんの事例
肺がんの事例
前立腺がんの事例
乳がんの事例
肝臓がんの事例
■著者プロフィール
黒田 尚子(くろだ なおこ)
黒田尚子FPオフィス代表、CFPR資格、1級ファイナンシャル・プランニング技能士
消費生活専門相談員資格、CNJ認定乳がん体験者コーディネーター、
一般社団法人 患者家計サポート協会顧問
1998年FPとして独立。
2009年の乳がん告知を受け、自身の経験をもとに、聖路加国際病院のがん経験者向けプロジェクト「就労リング」のファシリテーターや「NPO法人がんと暮らしを考える会」の相談員として医療機関で定期的に相談会を実施。
2023年4月には、病気の経済的問題に悩む患者さんやご家族への支援のためのFPの団体である「一般社団法人患者家計サポート協会」を設立。患者支援だけでなく医療現場での相談業務に特化したFPの育成等にも注力している。近著に『終活1年目の教科書』(アスコム)などがある。