商品内容
負債相続という新たな観点からの顧客へのアプローチで、他の保険セールスパーソンとの差別化を!
近年、顧客の相続対策支援に注力する保険会社や保険代理店が増加しています。しかし、相続税や遺産分割等、プラスの財産に対する対策が主流となっている一方で、相続時にマイナスの財産を負い、トラブルとなるケースが後を絶ちません。また、相続手続きにおいて、連帯保証のリスクや、限定承認の手続きを知らずに相続放棄をしてしまう割合が増加傾向にあるのが現状です。
負債相続手続きの第一人者である司法書士の椎葉基史氏が、法律の専門家という立場から、見落としがちな相続リスクに関する知識と事例を使ったアドバイスのポイント、生命保険の活用法をわかりやすく解説しています。
目次
主な内容
第1章 相続の現状と基礎知識
第2章 負債相続とは
第3章 残された遺族を守るために
第4章 まとめ
■講師プロフィール
椎葉基史(しいば もとふみ)
司法書士法人ABC代表社員/司法書士、相続放棄相談センター/限定承認相談センター 代表
1978年熊本県生まれ。負債相続の現場に専門家の関与が少ない現状を知り、2011年に相続放棄相談センターを立ち上げて活動をはじめる。その後も、負債相続の相談件数は年々増加しており、現在、全国各地から年間約1,000件もの相談を受け、16年7月には限定承認相談センターを設立し、限定承認の普及にも積極的に取り組む。
年間申立て件数が800件程度の限定承認手続きとしては、年間40件程度と圧倒的な取組み実績を持つ。近年、経営者の事業承継における負債相続問題の相談の増価を受けて、中小企業の事業承継に絡んだ負債、経営者の連帯保証、担保等の整理実務を数多く経験する。