「Windows10のサポート終了」について

佐々木 篤史
2024.06.27

サポートが終了したまま使い続けるとセキュリティー上のリスクが……
 Windows10のサポートが2025年10月14日以降、停止となります。
 これに伴い、セキュリティー更新プログラムや、テクニカルサポートが提供されなくなり、有害なウイルスや悪意のあるソフトウェアからパソコンを保護することが難しくなります。こうしたことから、OSをWindows11に移行することが推奨されています。

 しかしながら、古いパソコンの機種の場合、Windows11が使えない機種があります。
 使用しているパソコンについて、OSをWindows11に移行できるかどうかを事前に確認しておく必要があります。

 では、どうすれば確認できるのか。それは、各パソコンのメーカーのサイトで確認ができますので、間際になって慌ててしまうことのないよう、是非、早い段階から確認されることをおすすめします。

 例として、NEC社の確認サイトをご案内しますが、確認方法は各パソコンメーカーによって違いがありますので、ご注意ください。
NEC社の場合、確認サイトにて、PCの型番を入力するとWindows11が使用できる機種かどうかの確認ができます。
 お手元のパソコン本体に貼られているシールにパソコンの型番が記載してありますので、その型番を入力するとWindows11に適合したパソコンかどうかの確認ができます。

 サイバー攻撃への対策等、セキュリティー対策を強化する重要性が増しているなか、DX推進も相まって、ITコストが上昇傾向にあります。企業によってはGX(グリーントランスフォーメーション)等、環境問題の取組の一環として、修理保証付きのリユースパソコンを活用し、同時にコストの削減への取組も強化されるケースが増えています。
 今の段階から、Windows11への移行可否を確認しつつ、セキュリティー対策を講じながら、こうしたコスト削減も検討されてはいかがでしょうか。
参照:
佐々木 篤史(ささき・あつし)
セブンスターズコンサルティング株式会社 代表取締役
株式会社メディカルプランインターナショナル 代表取締役
NPOランチェスター協会 理事 認定インストラクター
(一社)日本内部監査協会 金融内部監査士 IIA会員
全米NLP協会 マスタープラクティショナー
1966年生まれ。京都市出身。国内・外資の保険会社での勤務後、2017年にセブンスターズコンサルティング株式会社を設立。金融業界(保険・証券等)や士業業界、介護業界を中心に経営・人事コンサルタントとして活動。著書に「売れ続ける仕組みづくり」、制作DVDに「代理店ブランド構築への挑戦-循環型セールスの実践」「法人開拓保険管理コンサルティング手法」がある。最近では、内部監査事業や次世代代理店経営塾運営に加え、採用支援、個性診断を活用した組織強化支援、人事評価制度、研修・教育等、人・組織活性支援事業に注力をしている。
会社ホームページ:https://sevenstars-consulting.com

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