お得に旅行に行けるようだから、Go To トラベルを利用したいけど、インターネット（以後、ネット）での申込方法がよく分からない…という人もいるようです。
 実際に、テレビなどでも「ネットが使えないお年寄りはどうするんだ」という報道があり、自分はネットが苦手だから無理と、はなから諦めているケースもあるのではないでしょうか？
 楽天トラベルやじゃらんnetなどのOTA（オンライン上だけで取引を行う旅行会社）、旅館やホテルのホームページから、直接申し込むことでGo To トラベルの割引が受けられますが、インターネットが使えなくても、旅館やホテルの場合、電話で予約する際にGo To を使いたい旨を申し出れば、宿泊先のほうでGo To トラベル専用サイトに登録してくれるところがほとんどです。ネット経由で申し込むのが難しいのなら、直接、宿泊先に問い合わせることをお勧めします。

 Go To イートはネットで予約、もしくはチケットを購入することで利用できます。ただ、悪用する人などがいたことから、ネットで申し込む際には最低〇〇円以上などの利用条件が提示されているところもあります。
 お店によっては、すべてのメニューをGo To イートの対象にしている訳ではないので、本当に食べたいものが対象になっているのか、確認することが大切です。
 また、ホテル等で宿泊する際は、Go Toの合わせ技も可能になっています。たとえば宿泊先のレストランがGo To イートの対象になっている場合には、事前にネットで食事を予約しておくことでお得な価格で食事を愉しむことができますが、食事の会計を部屋付けにしておけば、チェックアウト時に地域共通クーポンから差し引いてもらえますので、クーポンが使うことろがない…なんてことはなくなりますよ。

 Go To イベントは、チケットの販売事業者などを経由して購入したときに利用できるもので、チケット料金の2割相当の割引またはクーポン等を付与し、イベントやエンターテイメントを楽しむことができるというものです。
 イベントの内容や購入するチケットにもよりますが、学生なら学割、シニアならシニア割などを受けられるものもあります。元々割引が受けられるものの場合、事前に購入しなくても良いですし、自分のペースでイベントを楽しむことができます。Go Toを利用したほうがよいのか、元々の割引のほうがよいのかをじっくり考えてみてください。

 誰しもお得になるなら楽しみたいと思うものです。ただし、失敗もつきもの。いずれのGo Toでも失敗しないためには、まずは、行きたいところなのか？　食べたいものなのか？　楽しみたいイベントなのか？　を考えるところからスタートしてみましょう。