少額送金“ことら”地方銀行も多数参加の方向に
2022.03.07
昨秋より、銀行の送金手数料の値下げ進みましたが、それでも数百円の手数料がかかるのが現実です。一方で、2022年度には手数料の安い少額送金が始まろうとしています。
携帯番号などで無料送金が可能に?
新しく始まる予定の、1回あたり10万円以下の少額送金サービスのプロジェクト名は“ことら”といい、「小口トランスファー」から取った略称です。
ことらにより、参加する各銀行のスマートフォンアプリを使うことで、銀行の口座番号がわからなくても、携帯電話番号やメールアドレス、SNSのIDが分かれば銀行間での送金ができるようになります。
当初、三菱UFJ銀行などの都市銀行を中心にプロジェクトが開始しましたが、新聞報道によると、各地の地方銀行やネット銀行も参加予定で、いずれはすべての銀行に参加を呼びかけるとしています。サービスの開始は、2022年9月の予定です。
ことらにより、参加する各銀行のスマートフォンアプリを使うことで、銀行の口座番号がわからなくても、携帯電話番号やメールアドレス、SNSのIDが分かれば銀行間での送金ができるようになります。
当初、三菱UFJ銀行などの都市銀行を中心にプロジェクトが開始しましたが、新聞報道によると、各地の地方銀行やネット銀行も参加予定で、いずれはすべての銀行に参加を呼びかけるとしています。サービスの開始は、2022年9月の予定です。
日本の少額送金サービスが本格化
気になる送金手数料については、同じく新聞報道によれば1回あたりの送金で数円程度になる見込みとのこと。また、銀行によっては、手数料を無料にすることも検討されている模様です。
現状でも、スマホ決済事業者同士であれば無料で送金できますが、将来的には別々の決済事業者でも無料で送金できるようになるかもしれません。
コンビニなど店舗での支払いでは、スマホ決済が地位を固めつつあります。それに加えて、家族や友人同士でも、スマホアプリを利用した手数料なしの送金が実現すれば、食事の支払い、お祝い金などのやり取りの利便性は格段にアップするでしょう。
海外で先行している無料の少額送金サービスですが、ここへ来て日本でもようやく実現することになりそうです。
現状でも、スマホ決済事業者同士であれば無料で送金できますが、将来的には別々の決済事業者でも無料で送金できるようになるかもしれません。
コンビニなど店舗での支払いでは、スマホ決済が地位を固めつつあります。それに加えて、家族や友人同士でも、スマホアプリを利用した手数料なしの送金が実現すれば、食事の支払い、お祝い金などのやり取りの利便性は格段にアップするでしょう。
海外で先行している無料の少額送金サービスですが、ここへ来て日本でもようやく実現することになりそうです。

高橋 浩史(たかはし・ひろし)
FPライフレックス 代表
日本ファイナンシャルプランナーズ協会CFP®
1級ファイナンシャル・プランニング技能士
東京都出身。デザイン会社などでグラフィックデザイナーとして20年活動。 その後、出版社で編集者として在職中にファイナンシャル・プランナー資格を取得。2011年独立系FP事務所FPライフレックス開業。 住宅や保険など一生涯で高額な買い物時に、お金で失敗しないための資金計画や保障選びのコンサルタントとして活動中。 その他、金融機関や出版社でのセミナー講師、書籍や雑誌での執筆業務も行う。
ホームページ http://www.fpliflex.com
ブログ http://ameblo.jp/kuntafp/
日本ファイナンシャルプランナーズ協会CFP®
1級ファイナンシャル・プランニング技能士
東京都出身。デザイン会社などでグラフィックデザイナーとして20年活動。 その後、出版社で編集者として在職中にファイナンシャル・プランナー資格を取得。2011年独立系FP事務所FPライフレックス開業。 住宅や保険など一生涯で高額な買い物時に、お金で失敗しないための資金計画や保障選びのコンサルタントとして活動中。 その他、金融機関や出版社でのセミナー講師、書籍や雑誌での執筆業務も行う。
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