マイナポイント第2弾はどれだけお得?

飯田 道子
2022.06.27

第1弾利用者にもメリットがあることも
 マイナンバーカードを取得し、選んだキャッシュレス決済サービスでチャージや買い物をするとポイントがもらえる「マイナポイント」。マイナンバーカードの取得推進とキャッシュレス決済の普及を目的としたもので、昨年の第1弾に続き、現在はマイナポイント第2弾が実施中です。第2弾はいったいどのような仕組みになっているのでしょうか。詳しく解説します。

 マイナポイントがもらえるのは、基本的に新たにマイナンバーカードを取得した人です。ただし、第1弾で申し込んでいてもまだ20,000円までチャージや買い物をしていない場合は第2弾の対象になります。もらえるポイントはキャッシュレス決済(チャージや買い物)した金額の25%で、上限の5,000円相当までポイントの付与が受けられます。なお、第2弾の新規取得分のマイナポイントがもらえるのは、2022年9月末までにマイナンバーカードの申請をした方です。早めに申請しましょう。
最大で2万円分ポイントがもらえる
 マイナポイントをもらうためには、マイナンバーカードを使って所定の予約・申込みを事前に行います。その際に、好きなキャッシュレス決済サービスを選択し、マイナンバーカードとひも付けることが必要です。これにより、キャッシュレス決済サービスでチャージや買い物をするたびにその金額の25%分のポイントが上限の5,000円に達するまで還元されます。

 第2弾では、新規取得分の5,000円相当のポイントの他、マイナンバーカードを2つの利用方法に申し込むことで、それぞれ7,500円相当のポイントが受け取れます。つまり、最大で合計2万円相当のポイントがもらえることになります。

 マイナンバーカードの健康保険証利用に申し込みをすると7,500円分、公金受取口座の登録をすると7,500円分のポイントがもらえます。どちらもチャージや買い物は不要、手続きだけでもらえます。
 健康保険証利用と公金受取口座登録によるポイントの付与は、どちらも6月30日から申込開始となります。第1弾で新規5,000円のポイント還元を受けた人も、これらについては申込みができます。

 まだマイナンバーカードを取得していないなら、この機会に取得してもいいかもしれませんね。
参照:
飯田 道子(いいだ・みちこ)
海外生活ジャーナリスト/ファイナンシャル・プランナー(CFP)

 金融機関勤務を経て96年FP資格を取得。各種相談業務やセミナー講師、執筆活動などをおこなっている。主な著書には、「宅建資格を取る前に読む本」(総合資格)、「介護経験FPが語る介護のマネー&アドバイスの本」(近代セールス社)などがある。
 海外への移住や金融、社会福祉制度の取材も行う。得意なエリアは、カナダ、韓国など。

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