ご存知ですか? おひとりさまを楽しむためのサポート
2024.10.28
子どもがいても、結婚していても、人生のタイミングによっては誰もが「おひとりさま」となって老後を迎える可能性はあります。とはいえ、年齢を重ねた「おひとりさま」の場合、希望や行動の内容によっては制限されることもあり、自分が思い描いた通りの老後を過ごせないことも考えられます。そこで今回は、おひとりさまに特化した各種サービスについて考えてみたいと思います。
おひとりさまのためのサポートとは?!
おひとりさまのサポートというと、旅立つことを前提としたサポートが多く、自分には関係ない、考えたくないと思う人もいるかもしれませんね。そんな中、楽しむためのものから旅立ちに関するものまで幅広くサポートしてくれる会社があるのをご存知でしょうか?
例えばシングルサポート株式会社は、旅行のプランニングからワーケーションやプチ移住の旅の手配を始めとして、ライフプランの相談や住み替えなどの暮しの相談、身元保証や死後委任契約や葬儀についてサポートするライフサポートがあります。
旅行やワーケーションではモデルプランを確認することができます。ライフプランの初回相談料は無料。死後委任契約では葬儀や納骨、死後事務全般を、作成した死後委任契約書に基づいて、親族に代わって代行してくれます。家族に迷惑をかけたくないなら、利用を検討しても良いでしょう。
例えばシングルサポート株式会社は、旅行のプランニングからワーケーションやプチ移住の旅の手配を始めとして、ライフプランの相談や住み替えなどの暮しの相談、身元保証や死後委任契約や葬儀についてサポートするライフサポートがあります。
旅行やワーケーションではモデルプランを確認することができます。ライフプランの初回相談料は無料。死後委任契約では葬儀や納骨、死後事務全般を、作成した死後委任契約書に基づいて、親族に代わって代行してくれます。家族に迷惑をかけたくないなら、利用を検討しても良いでしょう。
収益金が貰える?! おひとりさまサポート信託
また、オリックス銀行株式会社では、おひとりさま向け商品「おひとりさまサポート信託」の募集をこの10月から開始しました。高齢のおひとりさまが、高齢者等終身サポート事業者と身元保証契約や死後事務委任に関する契約を締結する際に必要な預託金を同行が管理する金銭信託商品で、申し込んだおひとりさま(委託者兼受益者)は収益金が貰えます。
収益金はあらかじめ決まっており、例えば2024年11月15日が申込締切の商品の場合、予定配当率は年0.11%(税引後年0.087%)が保証されており、信託できる金額は10万円から3,000万円まで、信託終了日は2054年11月30日となっています。
仕組みは、指定された高齢者等終身サポート事業者とおひとりさまがサービス契約を締結し、サービスを受ける際には同行が費用を支払ってくれ、預けた信託財産も同行が管理、運用するため、ムダがありません。
サポートだけでなく、資産運用も一緒にしたいと考えているなら、一考する価値はありそうですね。ただし、費用(申込手数料)は最低で13万2,000円かかります(申込金合計額が10万円~400万円の場合)。サービスの内容と手数料を総合して判断することが大切です。
おひとりさま向けのサポート事業は年々増えつつあります。自分がどのようなサポートを受けたいのかを明確にし、活用すると良いでしょう。
収益金はあらかじめ決まっており、例えば2024年11月15日が申込締切の商品の場合、予定配当率は年0.11%(税引後年0.087%)が保証されており、信託できる金額は10万円から3,000万円まで、信託終了日は2054年11月30日となっています。
仕組みは、指定された高齢者等終身サポート事業者とおひとりさまがサービス契約を締結し、サービスを受ける際には同行が費用を支払ってくれ、預けた信託財産も同行が管理、運用するため、ムダがありません。
サポートだけでなく、資産運用も一緒にしたいと考えているなら、一考する価値はありそうですね。ただし、費用(申込手数料)は最低で13万2,000円かかります(申込金合計額が10万円~400万円の場合)。サービスの内容と手数料を総合して判断することが大切です。
おひとりさま向けのサポート事業は年々増えつつあります。自分がどのようなサポートを受けたいのかを明確にし、活用すると良いでしょう。
飯田 道子(いいだ・みちこ)
海外生活ジャーナリスト/ファイナンシャル・プランナー(CFP)
金融機関勤務を経て96年FP資格を取得。各種相談業務やセミナー講師、執筆活動などをおこなっている。主な著書には、「宅建資格を取る前に読む本」(総合資格)、「介護経験FPが語る介護のマネー&アドバイスの本」(近代セールス社)などがある。
海外への移住や金融、社会福祉制度の取材も行う。得意なエリアは、カナダ、韓国など。
金融機関勤務を経て96年FP資格を取得。各種相談業務やセミナー講師、執筆活動などをおこなっている。主な著書には、「宅建資格を取る前に読む本」(総合資格)、「介護経験FPが語る介護のマネー&アドバイスの本」(近代セールス社)などがある。
海外への移住や金融、社会福祉制度の取材も行う。得意なエリアは、カナダ、韓国など。