新NISA時代に考えたい「投資の出口戦略」
2026.02.05
「新NISA」が始まって2年が経過しました。非課税で保有できる期間は無期限ですが、その資産を「いつ、どのように活用するのか」という出口戦略を考えることも必要です。
資産形成から「資産活用」へ、求められる意識の変化
NISA(少額投資非課税制度)をきっかけとして、投資への意識が向上した人は多いと思いますが、あらためて投資の目的を再確認しましょう。投資の本来の目的は、証券口座の数字を増やすことではなく、貯めた資産をライフプラン実現のために役立てることです。
とはいえ、いざ資産が順調に増えてくると、さらなる資産価格の上昇などへの期待から、「もっと増やしたい」という意識が働き、本来必要なタイミングで現金化をためらってしまう可能性もあります。
こうした中で重要なのは、自身のライフプランに基づいた「逆算の視点」です。例えば、5年後に住宅購入の頭金が必要であれば、その分については利益を確定させ、預貯金などへ資金を移動しておく必要があります。
また、老後資金として運用している場合でも、退職と同時にすべてを現金化するのではなく、運用を継続しながら資産を定期的に取り崩す「定額・定率取り崩し」の手法を今のうちから考えておくことが大切です。
お金を増やす楽しみだけではなく、賢く使う術を身につけることが、資産運用の満足度を高めてくれるでしょう。
とはいえ、いざ資産が順調に増えてくると、さらなる資産価格の上昇などへの期待から、「もっと増やしたい」という意識が働き、本来必要なタイミングで現金化をためらってしまう可能性もあります。
こうした中で重要なのは、自身のライフプランに基づいた「逆算の視点」です。例えば、5年後に住宅購入の頭金が必要であれば、その分については利益を確定させ、預貯金などへ資金を移動しておく必要があります。
また、老後資金として運用している場合でも、退職と同時にすべてを現金化するのではなく、運用を継続しながら資産を定期的に取り崩す「定額・定率取り崩し」の手法を今のうちから考えておくことが大切です。
お金を増やす楽しみだけではなく、賢く使う術を身につけることが、資産運用の満足度を高めてくれるでしょう。
出口戦略の要は「リバランス」とリスク許容度の見直し
新NISAで株式や投資信託を購入し続ければ、値動きの変化によってポートフォリオのバランスが崩れてくることも考えられます。相場が好調な時は気になりませんが、大きな下落があると想定以上の損失を抱えてしまい、精神的に耐えられずにあわてて売却してしまうことも考えられます。今一度、自身の「リスク許容度」を再点検することも必要でしょう。
リスク許容度は、年齢や資産残高などによって変化します。一般的に、若い頃は積極的な運用が可能ですが、年齢が上がると時間的な問題から損失が出たときのリカバリーが難しくなるため、徐々に守りの資産(国債や預貯金)の比率を高めていく運用戦略も必要です。
新NISAでは、売却した資産について、その資産の取得額分が非課税投資枠として翌年に復活する仕組みとなっています。セカンドライフが近づいているのであれば、資産の一部を売却して利益を確定し、債券重視型の投資信託など、別の資産を購入することで非課税運用も継続できます。
お金を増やすことだけではなく、「何のためにお金が必要なのか」を問いかけましょう。資産を適切にコントロールし、人生の必要な場面で迷わず使える準備を整えておくことこそが、投資の出口戦略では大切な考え方です。
リスク許容度は、年齢や資産残高などによって変化します。一般的に、若い頃は積極的な運用が可能ですが、年齢が上がると時間的な問題から損失が出たときのリカバリーが難しくなるため、徐々に守りの資産(国債や預貯金)の比率を高めていく運用戦略も必要です。
新NISAでは、売却した資産について、その資産の取得額分が非課税投資枠として翌年に復活する仕組みとなっています。セカンドライフが近づいているのであれば、資産の一部を売却して利益を確定し、債券重視型の投資信託など、別の資産を購入することで非課税運用も継続できます。
お金を増やすことだけではなく、「何のためにお金が必要なのか」を問いかけましょう。資産を適切にコントロールし、人生の必要な場面で迷わず使える準備を整えておくことこそが、投資の出口戦略では大切な考え方です。

高橋 浩史(たかはし・ひろし)
FPライフレックス 代表
日本ファイナンシャルプランナーズ協会CFP®
1級ファイナンシャル・プランニング技能士
東京都出身。デザイン会社などでグラフィックデザイナーとして20年活動。 その後、出版社で編集者として在職中にファイナンシャル・プランナー資格を取得。2011年独立系FP事務所FPライフレックス開業。 住宅や保険など一生涯で高額な買い物時に、お金で失敗しないための資金計画や保障選びのコンサルタントとして活動中。 その他、金融機関や出版社でのセミナー講師、書籍や雑誌での執筆業務も行う。
ホームページ http://www.fpliflex.com
ブログ http://ameblo.jp/kuntafp/
日本ファイナンシャルプランナーズ協会CFP®
1級ファイナンシャル・プランニング技能士
東京都出身。デザイン会社などでグラフィックデザイナーとして20年活動。 その後、出版社で編集者として在職中にファイナンシャル・プランナー資格を取得。2011年独立系FP事務所FPライフレックス開業。 住宅や保険など一生涯で高額な買い物時に、お金で失敗しないための資金計画や保障選びのコンサルタントとして活動中。 その他、金融機関や出版社でのセミナー講師、書籍や雑誌での執筆業務も行う。
ホームページ http://www.fpliflex.com
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