他の人はイデコをどうしてる?
2026.03.12
老後資金を作る方法の一つとしてiDeCoがあります。メリットを感じて加入したものの、加入した時のまま見直したことのない人や、加入を迷っている人もいるようです。どれくらいの人が加入しているのか、どのように運用しているのかなどについて確認し、今後の参考にしていきましょう。
iDeCoは税金が優遇される私的年金制度
iDeCoは任意で加入する年金制度です。掛金は、月々5,000円以上1,000円単位で設定できますが、自営業者は月6万8,000円、公務員は月2万円、会社に企業年金がない会社員や専業主婦は2万3,000円など、自分の状況に応じた限度額があります。運用は自分で行います。定期預金や投資信託など、金融機関が取り扱う金融商品の中から自分で選んだもので運用します。NISAと同様に、値上がり益や配当金などは非課税です。さらに、その年に拠出した掛金の全額が所得控除となり所得税が軽減されるのは、NISAにはないメリットです。
掛金の平均額は1万6,642円
iDeCoへの定額拠出で最も多いのは、毎月2万~2万5千円未満、2番目に多いのが毎月1万~1万5千円未満、3番目が1万円未満となっており、平均では1万6,642円です。加入者の区分ごとの平均掛金は以下のようになっています。
iDeCo加入者の平均掛金額(毎月定額拠出)
区分
平均掛金額
(円)
(円)
第1号加入者(自営業者など)
27,261
第2号加入者(会社員・公務員)
15,384
企業年金に未加入
16,483
企業年金に加入
13,550
共済組合に加入
13,949
第4号加入者(掛金拠出を停止し、運用のみ継続)
45,353
平均掛金額
16,642
もっとも選ばれる運用商品は
運用商品で選択されているのは、「投資信託・金銭信託等」が75.9%で最も多く、次いで「預貯金」17.9%となっています。「投資信託・金銭信託等」の中では「外国株式型」が多く、特に30代では59.5%が選んでおり、リスクのある商品も利用して老後資金作りをしていることがわかります。
現在のところ、NISA口座数が約2,826万に対してiDeCoの加入者数は約383万となっており、NISAと比較すると少なくなっています。「原則60歳まで引き出せないことが不安」、「制度が複雑でわかりにくい」という声も聞かれます。とはいえ、60歳まで引き出せないからこそ老後資金作りができるとも言えますし、年金で受け取れる場合もあります。特に自営業の方や勤務先に退職金のない方は、自分で退職金を作る方法の一つとして検討してもよいのではないでしょうか。
現在のところ、NISA口座数が約2,826万に対してiDeCoの加入者数は約383万となっており、NISAと比較すると少なくなっています。「原則60歳まで引き出せないことが不安」、「制度が複雑でわかりにくい」という声も聞かれます。とはいえ、60歳まで引き出せないからこそ老後資金作りができるとも言えますし、年金で受け取れる場合もあります。特に自営業の方や勤務先に退職金のない方は、自分で退職金を作る方法の一つとして検討してもよいのではないでしょうか。

森田 和子(もりた・かずこ)
FPオフィス・モリタ 代表
1級ファイナンシャル・プランニング技能士、CFP®認定者、DCA(確定拠出年金アドバイザー)
大学卒業後、コンピュータソフト会社、生命保険会社勤務を経て、1999年独立。保険や投資信託の販売をしない独立系のファイナンシャル・プランナー事務所としてコンサルティングを行っている。
お金の管理は「楽に、楽しく」、相談される方を「追い詰めない」のがモットー。情報サイト・新聞・雑誌への執筆多数。企業・学校・イベントで行うマネープランセミナー・講演も好評。
1級ファイナンシャル・プランニング技能士、CFP®認定者、DCA(確定拠出年金アドバイザー)
大学卒業後、コンピュータソフト会社、生命保険会社勤務を経て、1999年独立。保険や投資信託の販売をしない独立系のファイナンシャル・プランナー事務所としてコンサルティングを行っている。
お金の管理は「楽に、楽しく」、相談される方を「追い詰めない」のがモットー。情報サイト・新聞・雑誌への執筆多数。企業・学校・イベントで行うマネープランセミナー・講演も好評。
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ライフプランシミュレーションとマイホーム・老後の資金計算
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