勤務先に財形貯蓄があるなら
2026.04.09
新年度が始まりました。新しく社会人生活をスタートさせる皆さんは、ぜひ健康に気を付けて頑張ってください。入社すると、社員が利用できるさまざまな制度が紹介されます。その中に財形貯蓄の制度があるなら、一度は検討してみることをおすすめします。
勤務先に財形貯蓄制度があれば利用できる
財形貯蓄制度とは、毎月の給与やボーナスから、一定金額が自動的に天引きされて、金融機関の口座に積み立てられる制度です。金額は1,000円単位で決めることができます。勤務先が財形貯蓄の制度を導入していれば、従業員は利用することができます。
「お金をしっかり貯めていきたいと思ってはいるけれど、なかなか貯められない」という人には、給料を受け取ってすぐに貯蓄に回す「先取り貯蓄」がおすすめですが、財形貯蓄であれば、給与やボーナスから天引きされることで自動的に先取り貯蓄ができます。
「お金をしっかり貯めていきたいと思ってはいるけれど、なかなか貯められない」という人には、給料を受け取ってすぐに貯蓄に回す「先取り貯蓄」がおすすめですが、財形貯蓄であれば、給与やボーナスから天引きされることで自動的に先取り貯蓄ができます。
財形貯蓄には3つの種類がある
財形貯蓄には、年齢・目的を問わない自由な「一般財形貯蓄」、老後のための「財形年金貯蓄」、マイホーム購入やリフォームのための「財形住宅貯蓄」の3種類があります。3種類のどれであっても、1年以上継続して貯蓄残高が50万円以上であれば、公的な住宅ローンである財形持家融資を利用することができるメリットがあります。財形年金貯蓄と財形住宅貯蓄には、それぞれ決められた目的で使う場合には一定額まで利子が非課税になるメリットがありますが、それ以外の目的で引き出す時には課税されます。
| タイプ | 主な目的・用途 | 特徴とメリット |
| 一般財形貯蓄 | 自由な資金作り | 貯蓄開始から1年経過すれば、結婚資金、旅行資金、一時的な出費など、用途に制限なくいつでも自由に払い出すことが可能。 |
| 財形住宅貯蓄 | 持ち家の取得・リフォームの資金作り | 財形年金貯蓄と合わせて元本550万円まで利子等非課税。住宅関連資金以外の目的で引き出す場合は課税。 |
| 財形年金貯蓄 | 老後の資金作り | 財形住宅貯蓄と合わせて元本550万円まで利子等非課税(保険等は払込額385万円まで)。老後資金以外の目的で引き出す場合は課税。 |
特に新社会人の皆さんは、当面の生活資金や、何かあった場合の「緊急予備資金」を確保することから始めましょう。まずは、生活費の1ヶ月分、それができたら3ヶ月分が目安になります。一般財形貯蓄は使い道が自由なので、具体的な目標はまだこれからという若い世代に向いています。年金財形や住宅財形はゆくゆく検討してもよいのではないでしょうか。
かつての超低金利からは金利が上昇している
財形貯蓄は、預金や投資信託など、さまざまな金融商品を利用していますが、銀行などが扱う預貯金型であれば、元本1000万円までとその利子が保護される預金保険の対象になります。生命保険や損害保険についても、契約者保護機構による一定の補償があります。
なお、財形貯蓄に適用される金利は、かつては、0.01%のように超低金利でしたが、現在は0.5%程度まで上昇してきています。情勢によっては、今後さらに金利が引き上げられる可能性もあります。一度申し込んでしまえば自動的に積み立てができて、「いつの間にか貯まっている」のがよいところです。貯蓄ができると、投資にも興味が湧いてくると思います。金額は後から変更することもできるので、無理のない金額で始めてみるとよいのではないでしょうか。
なお、財形貯蓄に適用される金利は、かつては、0.01%のように超低金利でしたが、現在は0.5%程度まで上昇してきています。情勢によっては、今後さらに金利が引き上げられる可能性もあります。一度申し込んでしまえば自動的に積み立てができて、「いつの間にか貯まっている」のがよいところです。貯蓄ができると、投資にも興味が湧いてくると思います。金額は後から変更することもできるので、無理のない金額で始めてみるとよいのではないでしょうか。

森田 和子(もりた・かずこ)
FPオフィス・モリタ 代表
1級ファイナンシャル・プランニング技能士、CFP®認定者、DCA(確定拠出年金アドバイザー)
大学卒業後、コンピュータソフト会社、生命保険会社勤務を経て、1999年独立。保険や投資信託の販売をしない独立系のファイナンシャル・プランナー事務所としてコンサルティングを行っている。
お金の管理は「楽に、楽しく」、相談される方を「追い詰めない」のがモットー。情報サイト・新聞・雑誌への執筆多数。企業・学校・イベントで行うマネープランセミナー・講演も好評。
1級ファイナンシャル・プランニング技能士、CFP®認定者、DCA(確定拠出年金アドバイザー)
大学卒業後、コンピュータソフト会社、生命保険会社勤務を経て、1999年独立。保険や投資信託の販売をしない独立系のファイナンシャル・プランナー事務所としてコンサルティングを行っている。
お金の管理は「楽に、楽しく」、相談される方を「追い詰めない」のがモットー。情報サイト・新聞・雑誌への執筆多数。企業・学校・イベントで行うマネープランセミナー・講演も好評。
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ライフプランシミュレーションとマイホーム・老後の資金計算
FPオフィス・モリタ https://fpofficemorita.com/
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教育費・住宅ローン・老後のお金 マネーのブログ
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