道交法改正、クルマも自転車にやさしい運転を!
2026.04.13
この4月から自転車の交通違反に青切符が導入されて話題になっていますが、じつは自動車が自転車を追い抜く場合のルールも改正されました。ドライバーにとっては厳しい改正という声が多いので、どのような内容なのか知っておき、ルールを守って安全運転をしましょう。
自転車との間は1m空けて追い抜かないと捕まるってホント?!
自動車等(従来の原付スクーターを含む)が、自転車等(電動キックボードなどの特定小型原動機付自転車を含む)を同じ車線上で追い抜く(右側を通過する)場合、両者の間に「十分な間隔」がないときは以下のように規定されました。
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自動車等は、自転車等との「間隔に応じた安全な速度」で進行しなければならない(道路交通法18条3項)
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自転車等は、できる限り道路の左側端に寄って通行しなければならない(道路交通法18条4項)
警察庁の資料によると、十分な間隔とは「少なくとも1メートル程度間隔を空けること」を目安としており、両者の間隔が1メートル程度を確保できない場合は、「時速20キロメートルから30キロメートル程度で運転」して追い抜くことを推奨しています。※
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上記はあくまで目安です。自動車等が自転車等の右側を通過する際の「十分な間隔」や「間隔に応じた安全な速度」については、自動車等と自転車等との具体的な走行状況、道路状況や交通状況等により異なります。
違反した場合は、違反点数2点と反則金(普通車の場合は7,000円)が科せられます。都市部では道幅も狭く、路上駐車も多く、走っている自転車も多いため、追い抜く際に必ず1メートル程度を確保することは難しいですが、速度の調整は可能なはずです。上記の目安を無視して、道路の左端を走る自転車を自動車のドライバーが速度を落とさずすれすれで追い抜いたりしたら捕まることになるでしょう。
運転に自信がないなら、徐行運転はもとより、狭いところでは自転車の通過を待つ、違う道路へ迂回するなどして、リスクを減らすと良いでしょう。
運転に自信がないなら、徐行運転はもとより、狭いところでは自転車の通過を待つ、違う道路へ迂回するなどして、リスクを減らすと良いでしょう。
9月からの改正もクルマには影響大
4月は自動車のドライバーに対して自転車等に対してやさしい運転を求める改正でしたが、今年9月には歩行者にもやさしい運転を求める改正があります。
現行、センターラインのない地域住民が日常的に利用している生活道路では、自動車の法定速度は時速60キロメートルですが、9月1日からは時速30キロメートルに引き下げられます。
これまでの生活道路では、自動車は速度を落とさず道の真ん中を堂々と走り抜け、蜘蛛の子を散らすように人々が道の端に避けるのが当たり前でしたが、法定速度の引下げは目安ではなく決まり事ですので、改正後は法定速度を遵守しなければなりません。
ただし、生活道路であっても時速40キロメートルと決められている場所については、そちらが優先されます。また、下記の道路における制限速度は、引き続き時速60キロメートルです。
現行、センターラインのない地域住民が日常的に利用している生活道路では、自動車の法定速度は時速60キロメートルですが、9月1日からは時速30キロメートルに引き下げられます。
これまでの生活道路では、自動車は速度を落とさず道の真ん中を堂々と走り抜け、蜘蛛の子を散らすように人々が道の端に避けるのが当たり前でしたが、法定速度の引下げは目安ではなく決まり事ですので、改正後は法定速度を遵守しなければなりません。
ただし、生活道路であっても時速40キロメートルと決められている場所については、そちらが優先されます。また、下記の道路における制限速度は、引き続き時速60キロメートルです。
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道路標識または道路標示による中央線または車両通行帯が設けられている一般道路
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道路の構造上または柵その他の工作物により自動車の通行が往復の方向別に分離されている一般道路
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高速自動車国道のうち、本線車道並びにこれに接する加速車線及び減速車線以外のもの
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自動車専用道路
仕事やプライベートで自動車を運転する機会が多い人は、改正点に注意をし、安全運転を心がけていきましょう!
飯田 道子(いいだ・みちこ)
海外生活ジャーナリスト/ファイナンシャル・プランナー(CFP®)
金融機関勤務を経て96年FP資格を取得。各種相談業務やセミナー講師、執筆活動などをおこなっている。主な著書には、「宅建資格を取る前に読む本」(総合資格)、「介護経験FPが語る介護のマネー&アドバイスの本」(近代セールス社)などがある。
海外への移住や金融、社会福祉制度の取材も行う。得意なエリアは、カナダ、韓国など。
金融機関勤務を経て96年FP資格を取得。各種相談業務やセミナー講師、執筆活動などをおこなっている。主な著書には、「宅建資格を取る前に読む本」(総合資格)、「介護経験FPが語る介護のマネー&アドバイスの本」(近代セールス社)などがある。
海外への移住や金融、社会福祉制度の取材も行う。得意なエリアは、カナダ、韓国など。






