中途入社1年以内の社員、13.6%がホワイトハラスメントの経験あり
2026.05.11
30~40代は他の年代よりホワイトハラスメントを感じやすい
株式会社マイナビは、中途入社1年以内の20~50代の正社員を対象に「中途入社1年以内の社員に聞いた“ホワイトハラスメント”に関する調査」を実施し、その結果を4月9日に発表した。ここでいう「ホワイトハラスメント」とは、上司や先輩が部下や後輩に対して、過剰な配慮のもと業務のサポートや業務量の調整を行うことで、結果的に部下や後輩の成長機会を奪う行為を指している。
中途入社した現在の職場において、ホワイトハラスメントだと感じた経験があるか聞いたところ、「経験がある」という回答の割合は13.6%であった。年代別でみると、30代・40代がいずれも14.8%と他年代よりやや高かった。ホワイトハラスメントは近年広まってきているので、これを機会にその内容や注意事項について学ぶ機会としたい。
中途入社した現在の職場において、ホワイトハラスメントだと感じた経験があるか聞いたところ、「経験がある」という回答の割合は13.6%であった。年代別でみると、30代・40代がいずれも14.8%と他年代よりやや高かった。ホワイトハラスメントは近年広まってきているので、これを機会にその内容や注意事項について学ぶ機会としたい。
ホワイトハラスメントの認知度は約6割
ホワイトハラスメント経験ありという回答者に、ホワイトハラスメントだと感じた内容について尋ねたところ、「先輩が先回りして全て行ってしまった」「責任のある仕事を一切任せてもらえず、残業は厳禁だから早く帰ってと毎日促されることに虚しさを覚えた」など、成長機会を与えてもらえないと本人は感じている回答が散見された。
そもそもホワイトハラスメントの認知度はどうなのか。ホワイトハラスメントという言葉を聞いたことがあるかを尋ねたところ、聞いたことがあるという回答の割合は56.9%で半数を超えている。その内訳は、「内容も理解している(29.3%)」人と「内容はわからない(27.6%)」人で二分された。
「ホワイトハラスメントは、意図的ではなく良かれと思った配慮が要因であるケースも見られ、本人の意向とのすり合わせが組織内で不足した結果として生じている可能性がある」と調査担当者もコメントしていることから、たくさんあるハラスメントの種類の中にはホワイトハラスメントも存在しており、間違った“配慮”は、本人の成長機会を奪い、やる気をなくさせることを、会社も従業員も正しく理解する必要があると思われる。
そもそもホワイトハラスメントの認知度はどうなのか。ホワイトハラスメントという言葉を聞いたことがあるかを尋ねたところ、聞いたことがあるという回答の割合は56.9%で半数を超えている。その内訳は、「内容も理解している(29.3%)」人と「内容はわからない(27.6%)」人で二分された。
「ホワイトハラスメントは、意図的ではなく良かれと思った配慮が要因であるケースも見られ、本人の意向とのすり合わせが組織内で不足した結果として生じている可能性がある」と調査担当者もコメントしていることから、たくさんあるハラスメントの種類の中にはホワイトハラスメントも存在しており、間違った“配慮”は、本人の成長機会を奪い、やる気をなくさせることを、会社も従業員も正しく理解する必要があると思われる。
ホワイトハラスメントと感じた場合、転職意向が強まる
今後1年以内の転職意向について尋ねたところ、「転職活動をしたいと思う」割合は、ホワイトハラスメント経験者の71.4%に対し経験のない人は48.1%と、23.3ポイントも経験者のほうが転職の意向が強いことが明らかになった。せっかく中途採用してもホワイトハラスメントをされていると感じてしまった場合、1年以内に退職してしまう可能性が高くなるわけだからこのような状況が自社内にあれば改善しなければならないだろう。
調査担当者は、「どのような配慮や関わり方が本人にとって望ましく、成長や活躍につながるのかについて、日常的な対話や面談などを通じて、(企業と本人)双方で意向や期待を丁寧にすり合わせていくこと」が重要であるとコメントしており、各企業においても指導育成方針なども状況に応じて柔軟に対応できるようにしなければならないだろう。
調査担当者は、「どのような配慮や関わり方が本人にとって望ましく、成長や活躍につながるのかについて、日常的な対話や面談などを通じて、(企業と本人)双方で意向や期待を丁寧にすり合わせていくこと」が重要であるとコメントしており、各企業においても指導育成方針なども状況に応じて柔軟に対応できるようにしなければならないだろう。

庄司 英尚(しょうじ・ひでたか)
株式会社アイウェーブ代表取締役、アイウェーブ社労士事務所 代表
社会保険労務士 人事コンサルタント
福島県出身。立命館大学を卒業後、大手オフィス家具メーカーにて営業職に従事。その後、都内の社会保険労務士事務所にて実務経験を積み、2001年に庄司社会保険労務士事務所(現・アイウェーブ社労士事務所)を開業。その後コンサルティング業務の拡大に伴い、2006年に株式会社アイウェーブを設立。企業の業績アップと現場主義をモットーとして、中小・中堅企業を対象に人事労務アドバイザリー業務、就業規則の作成、人事制度コンサルティング、社会保険の手続き及び給与計算業務を行っている。最近は、ワーク・ライフ・バランスの導入に注力し、残業時間の削減や両立支援制度の構築にも積極的に取り組んでいる。
公式サイト http://www.iwave-inc.jp/
社長ブログ http://iwave.blog73.fc2.com/
社会保険労務士 人事コンサルタント
福島県出身。立命館大学を卒業後、大手オフィス家具メーカーにて営業職に従事。その後、都内の社会保険労務士事務所にて実務経験を積み、2001年に庄司社会保険労務士事務所(現・アイウェーブ社労士事務所)を開業。その後コンサルティング業務の拡大に伴い、2006年に株式会社アイウェーブを設立。企業の業績アップと現場主義をモットーとして、中小・中堅企業を対象に人事労務アドバイザリー業務、就業規則の作成、人事制度コンサルティング、社会保険の手続き及び給与計算業務を行っている。最近は、ワーク・ライフ・バランスの導入に注力し、残業時間の削減や両立支援制度の構築にも積極的に取り組んでいる。
公式サイト http://www.iwave-inc.jp/
社長ブログ http://iwave.blog73.fc2.com/






