航空運賃値上げにどう対処する!?
2026.05.18
ジェット燃料の高騰により、国内大手航空会社のJAL、ANAともに燃油サーチャージ(燃油特別付加運賃)の料金が改定され、その結果、国際線の航空運賃が大幅に値上げされることになりました。仕事で海外へ行く人、海外旅行を趣味にしている人は、どのように対処していけば良いのでしょうか?
両社ともに国際線は5月1日から値上げ
JAL、ANAともに5月1日から国際線航空券の購入分(発券分)について燃油サーチャージの料金が値上げされたため、航空運賃が実質値上げとなりました。
燃油サーチャージとは、燃油価格の急激な変化に対応するために航空会社に認められている、運賃とは別に旅客から徴収する変動制サーチャージ方式の付加運賃のことです。利用者が国際線の航空券を直接購入しない海外ツアーにおいても、JALやANAの便を利用しているならもちろん燃油サーチャージは旅行代金に含まれます。
では、どのくらい燃油サーチャージはかかるのでしょう。日本から最も近い韓国便の場合JALは6,500円、ANAは6,700円。対して最も高額に設定されているのは、日本→北米/欧州/中東/オセアニア便は56,000円(JAL・ANAとも同額)となっています。
この料金は2か月ごとに見直すことになっているため、6月30日までの料金です。7月以降は未定となっており、為替や原油価格などによって料金は変動しますが、現在の中東情勢を見る限り高止まりかさらなる値上げも考えられます。
燃油サーチャージとは、燃油価格の急激な変化に対応するために航空会社に認められている、運賃とは別に旅客から徴収する変動制サーチャージ方式の付加運賃のことです。利用者が国際線の航空券を直接購入しない海外ツアーにおいても、JALやANAの便を利用しているならもちろん燃油サーチャージは旅行代金に含まれます。
では、どのくらい燃油サーチャージはかかるのでしょう。日本から最も近い韓国便の場合JALは6,500円、ANAは6,700円。対して最も高額に設定されているのは、日本→北米/欧州/中東/オセアニア便は56,000円(JAL・ANAとも同額)となっています。
この料金は2か月ごとに見直すことになっているため、6月30日までの料金です。7月以降は未定となっており、為替や原油価格などによって料金は変動しますが、現在の中東情勢を見る限り高止まりかさらなる値上げも考えられます。
値上げにどう対処するか
夏休みの計画を立てている人は多いと思いますが、今後さらに燃油サーチャージが高騰するとしたら、早めに予約(購入)することで料金を抑えることができるかもしれません。
日本を発着している海外の航空会社※は数多くありますから、必ずしも日本の航空会社を使わなければならないわけではありません。また、日本を経由する海外の便を利用したり、目的地にダイレクトにフライトするのではなく、乗り継ぎという方法を使うことで料金が抑えられる可能性もあります。
日本を発着している海外の航空会社※は数多くありますから、必ずしも日本の航空会社を使わなければならないわけではありません。また、日本を経由する海外の便を利用したり、目的地にダイレクトにフライトするのではなく、乗り継ぎという方法を使うことで料金が抑えられる可能性もあります。
※
一部の海外航空会社では、燃油費は航空運賃に含まれるという本来の考え方によって燃油サーチャージを適用していませんが、実際は燃油費を経費として運賃に含めているので単純に安くなるわけではなさそうです。
あえて人気の路線に搭乗するのもありでしょう! 人気路線は航空会社間の競争が激しいため、値下げされることがあるからです。あるいは、LCC(格安航空会社)なら運賃自体がもともと安く、燃油サーチャージを適用していない場合も多いため、費用を抑えられることもあります。
値上げに対処するには、時間をかけて検討し、いくらになるのかシミュレーションすることが必要です。
値上げに対処するには、時間をかけて検討し、いくらになるのかシミュレーションすることが必要です。
国内線の燃油サーチャージの導入は来年!?
明確には決まってはいませんが、国内線でも燃油サーチャージを導入する動きが出ています。とはいえ、その時期は2027年です。
まだ大丈夫じゃない? と思う人は多いと思いますが、チケットは、できるだけ低価格で購入したいですよね。
例えばANAでは、早め&往復での予約をすると割安になる新料金体系が2026年4月1日(5月19日以降出発分)からスタートしています。国内旅行も海外と同様に、できるだけ早く行動することが値上げに対処するために最たる方法なのかもしれません。
ただし、国内であれば鉄道や高速バスなどを利用することも可能です。目先の「お得」という言葉にとらわれることなく、本当の意味でのお得(料金×時間)が得られるのか考えて、予約することが大切なのです。
まだ大丈夫じゃない? と思う人は多いと思いますが、チケットは、できるだけ低価格で購入したいですよね。
例えばANAでは、早め&往復での予約をすると割安になる新料金体系が2026年4月1日(5月19日以降出発分)からスタートしています。国内旅行も海外と同様に、できるだけ早く行動することが値上げに対処するために最たる方法なのかもしれません。
ただし、国内であれば鉄道や高速バスなどを利用することも可能です。目先の「お得」という言葉にとらわれることなく、本当の意味でのお得(料金×時間)が得られるのか考えて、予約することが大切なのです。
飯田 道子(いいだ・みちこ)
海外生活ジャーナリスト/ファイナンシャル・プランナー(CFP®)
金融機関勤務を経て96年FP資格を取得。各種相談業務やセミナー講師、執筆活動などをおこなっている。主な著書には、「宅建資格を取る前に読む本」(総合資格)、「介護経験FPが語る介護のマネー&アドバイスの本」(近代セールス社)などがある。
海外への移住や金融、社会福祉制度の取材も行う。得意なエリアは、カナダ、韓国など。
金融機関勤務を経て96年FP資格を取得。各種相談業務やセミナー講師、執筆活動などをおこなっている。主な著書には、「宅建資格を取る前に読む本」(総合資格)、「介護経験FPが語る介護のマネー&アドバイスの本」(近代セールス社)などがある。
海外への移住や金融、社会福祉制度の取材も行う。得意なエリアは、カナダ、韓国など。






