豪雨による土砂崩れ災害は火災保険で補償されるの?
2026.07.13
線状降水帯による集中豪雨や大型台風が直撃したとき、気になるのは水害ではないでしょうか? 今回は、万一、土砂崩れや浸水などの水害に持ち家が遭遇してしまった場合、どのような補償が受けられるかについて考えてみます。
火災保険のみでは補償は受けられない?
火災保険では、火災はもちろん落雷などで生じた損害は補償されることになっていますが、豪雨による土砂崩れでの損害は補償されない場合があります。その理由は、豪雨による土砂崩れは水害(水災)に分類されるからなのです。
火災保険には水災の補償を加えることができますので、水災補償を加えれば、豪雨による土砂崩れで生じた損害の補償を受けることができます。
水災補償があれば、豪雨による土砂崩れで家屋が全損壊してしまったときの補償額は火災保険金額の満額であり、例えば火災保険契約の保険金額が2,000万円なら、2,000万円まで補償されることになります。
また、火災保険は、建物と家財に補償が分かれています。建物のみ加入していると、豪雨による土砂崩れで失った家財に対する補償は受けられませんので注意しましょう。
火災保険には水災の補償を加えることができますので、水災補償を加えれば、豪雨による土砂崩れで生じた損害の補償を受けることができます。
水災補償があれば、豪雨による土砂崩れで家屋が全損壊してしまったときの補償額は火災保険金額の満額であり、例えば火災保険契約の保険金額が2,000万円なら、2,000万円まで補償されることになります。
また、火災保険は、建物と家財に補償が分かれています。建物のみ加入していると、豪雨による土砂崩れで失った家財に対する補償は受けられませんので注意しましょう。
火災保険で補償されない土砂崩れがあるって本当!?
水災補償を受けられるとしても、建物、家財以外のモノは補償の対象外です。具体的には、駐車場においている自動車(自動車保険で補償される場合も)があります。
なお、地震が原因で土砂崩れが生じて損害を被ったときには、保険金の満額は火災保険の保険金額の50%(時価額が限度)となっています。つまり、火災保険契約の保険金額が2,000万円の場合、家屋が全損壊したときには、最高で1,000万円(時価額が限度)の補償を受けられることになります。
なお、地震が原因で土砂崩れが生じて損害を被ったときには、保険金の満額は火災保険の保険金額の50%(時価額が限度)となっています。つまり、火災保険契約の保険金額が2,000万円の場合、家屋が全損壊したときには、最高で1,000万円(時価額が限度)の補償を受けられることになります。
マンションでも水災特約は必要!?
水害は山際や水辺に立地している家屋が被災しやすいというイメージが強いため、高層マンションに住んでいる人の中には無縁と感じている人も多いのではないでしょうか?
たとえ高層マンションであっても、排水がうまくいかず水害にあってしまう可能性はあります。
自分だけは大丈夫と考えるのは危険です! イザというときに備えて火災保険の契約内容を確認する、お住まいの地域の災害ハザードマップがどのようになっているのかをチェックしておくことが何よりも大切になってくるのです。
たとえ高層マンションであっても、排水がうまくいかず水害にあってしまう可能性はあります。
自分だけは大丈夫と考えるのは危険です! イザというときに備えて火災保険の契約内容を確認する、お住まいの地域の災害ハザードマップがどのようになっているのかをチェックしておくことが何よりも大切になってくるのです。
飯田 道子(いいだ・みちこ)
海外生活ジャーナリスト/ファイナンシャル・プランナー(CFP®)
金融機関勤務を経て96年FP資格を取得。各種相談業務やセミナー講師、執筆活動などをおこなっている。主な著書には、「宅建資格を取る前に読む本」(総合資格)、「介護経験FPが語る介護のマネー&アドバイスの本」(近代セールス社)などがある。
海外への移住や金融、社会福祉制度の取材も行う。得意なエリアは、カナダ、韓国など。
金融機関勤務を経て96年FP資格を取得。各種相談業務やセミナー講師、執筆活動などをおこなっている。主な著書には、「宅建資格を取る前に読む本」(総合資格)、「介護経験FPが語る介護のマネー&アドバイスの本」(近代セールス社)などがある。
海外への移住や金融、社会福祉制度の取材も行う。得意なエリアは、カナダ、韓国など。






